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forva 業界レポート

2026年9月号

2026年のIT業界、売上高の陰で進む選別

鈍る仕事量と、生成AIで開く差

ITサービス事業者の売上高は、2026年も前年を上回っている。しかし、価格の上昇分を除いた仕事量の伸びは大きく鈍り、情報サービス業の中小企業の業況は悪化した。事業者は技術者を経験・技能で選ぶようになり、生成AIへの対応で、会社の差は開いていくとみられる。本号は、官公庁の統計、上場各社の決算、業界への取材から、その実態を示す。

出所:総務省「サービス産業動態統計調査」、日本銀行「全国企業短期経済観測調査(短観)」

作成日2026年10月9日
データ最終時点2026年4-6月期〜9月調査(統計により異なる。2026年10月9日までに公表された値)
執筆forva
発行
情報サービス業の売上高が前年を上回った連続月数
52か月
2026年7月分まで。名目の値で、価格の上昇による伸びを含む。総務省「サービス産業動態統計調査」
仕事量の伸び(2026年4-6月期、前年同期比)
+2.4%
1年前の2025年4-6月期は+7.5%。情報サービス業の売上高から価格の上昇分を除いたforvaの試算(附録A)
SHIFTが採用を止める、年収600万円以下の人数
345人
単体。年収で区切った人数で、経験の浅い技術者以外も含みうる。2026年4月公表。SHIFT「2026年8月期 第2四半期 決算説明資料」
従業員5人未満の情報サービス業者の倒産件数(2026年1-6月、前年同期比)
+25.0%
件数は135件。東京商工リサーチ

要旨

見立ての根拠は次の4つである。

  1. ITサービス事業者の売上高は伸びている。 情報サービス業の売上高は52か月続けて前年を上回り、技術者を提供する上場18社のうち13社で売上総利益率が前年同期を上回った。ただし、価格の上昇分を除いた仕事量の伸びは、2025年後半から下がり始め、2026年に入って大きく鈍った(第1章)。
  2. 2025年は、公的な紹介で求人が減っていないのに、IT技術者の就職が減った。 2025年の就職件数は、求人数が前年並み(前年比+0.3%)で、求職者の申込件数が増えた(+2.4%)のに、前年比▲9.5%だった。この年に減ったのは定型的な案件で、SES事業者は経験の浅い技術者を採用しなくなった(第2章)。
  3. 厳しい数字は、フリーランス技術者の案件と、従業員の少ない事業者に出ている。 フリーランス仲介会社のギークスでは受注単価がほとんど上がらず、従業員5人未満の情報サービス業者の倒産は2026年1-6月に前年同期比+25.0%だった。従業員の少ない事業者には、採用の費用と技術者の待機の負担も重い(第4・5章)。
  4. 2026年に入り、生成AIへの関心が業界で高まった。 ギークスは、案件数の減少の背景を、実装の工数がAIに代わりつつあることと説明した。SHIFTは、経験の浅い技術者などの採用を抑えるとした(第4・7章)。

出所:forva調べ、総務省「サービス産業動態統計調査」、日本銀行「企業向けサービス価格指数」、厚生労働省「一般職業紹介状況」、技術者を提供する上場各社の決算短信・決算説明資料、ギークス(受注単価・案件数の減少の説明)、SHIFT(採用の見直し)、東京商工リサーチ

読みどころは、投資家・アナリストには第1章・第6〜11章、SES事業者の経営・営業責任者には第4・5章、フリーランス技術者には第4章、会社に雇われて働く技術者には第2・3・7章である。

1売上高の伸びと仕事量の鈍化

ITサービス事業者の売上高は前年を上回り続け、技術者を提供する上場各社の多くで売上総利益率が上がった。ただし売上高の伸びは2025年後半から下がり始め、2026年に入って大きく鈍った。2026年の鈍化は、価格の上昇率が変わらないまま起きた、仕事量の鈍化である。

国の統計で情報サービス業の売上高をみると、2026年7月分(速報)まで52か月続けて前年同月を上回った。四半期の前年同期比は、最も高かった2025年7-9月期の11.1%から、10-12月期の10.0%、2026年1-3月期の7.9%、4-6月期の5.5%へと下がっている(図表 1)。

売上高の伸びを、価格と仕事量に分けてみる。企業間で取引される情報サービスの価格は、2024年4-6月期から2026年4-6月期まで前年同期比2.0〜3.6%で推移し、仕事量に比べて振れが小さい。売上高から価格の上昇分を除いた仕事量(forvaの試算・算出方法は附録A)は、前年同期比で2024年4-6月期の4.9%から2025年にかけて高まり、2025年4-6月期(7.5%)と7-9月期(7.2%)に最も高くなった。その後は10-12月期の6.7%へ小幅に下がり、2026年1-3月期は4.7%、4-6月期は2.4%と大きく下がった。2025年10-12月期以降、価格は3.1%で変わらず、2026年に入っての売上高の鈍化は仕事量の鈍化による(図表 1)。

図表 1

ITサービス事業者の売上高・価格・仕事量の前年同期比(情報サービス業・四半期)

棒=売上高(総務省「サービス産業動態統計調査」)、線=価格(日本銀行「企業向けサービス価格指数」情報サービス)と仕事量(forvaの試算)/単位:%

売上高価格仕事量(試算)
(注)仕事量は「(1+売上高の前年同期比)÷(1+価格の前年同期比)−1」で計算した(附録A)。価格は類別「情報サービス」の指数の四半期平均の前年同期比である。 売上高は名目の値で、事業者間の取引(再委託)を含む。2025年1月に同調査の母集団情報の変更と標本交替があり、前年同期比の計算に使う2024年以前の売上高は、総務省がこれによる変動を調整した値である。2026年4-6月期の売上高は、4月分が確報に改定される前の月次の値から計算された公表値である。(資料)総務省統計局「サービス産業動態統計調査」、日本銀行「企業向けサービス価格指数」よりforva作成
図表 1 ITサービス事業者の売上高・価格・仕事量の前年同期比(情報サービス業・四半期)(データ)
24/4-67-910-1225/1-34-67-910-1226/1-34-6
売上高7.86.57.48.910.711.110.07.95.5
価格2.72.02.02.22.93.63.13.13.1
仕事量(試算)4.94.45.36.67.57.26.74.72.4

技術者を提供する上場18社(選定の基準は附録A)の直近四半期(主に2026年4-6月)では、売上総利益率が前年同期を上回った会社が13社、売上高が前年同期を下回った会社が3社、営業利益が前年同期を下回った会社が7社である(各社の値は図表 15)。減収の会社は少なく、仕事量の鈍化は上場各社の売上高にはまだ広く表れていない。

売上総利益率が上がった会社には、人数や稼働時間を増やすのではなく、単価と案件の選び方で利益を伸ばした会社がある。SIGグループは発注者から直接受ける取引を広げて単価を改善し、システナは利益率の高い領域に技術者を集めた。メイテックグループホールディングスは、稼働人員と稼働時間が減るなかで、技術者の対価の上昇により増収・増益となった。

営業利益が前年同期を下回った7社のうち、決算資料で四半期の減益の要因が示されていた6社では、5社が人件費・外注費の上昇や、採用・人材育成・研究開発などへの投資による費用の増加を挙げた。減収を要因に挙げたのはクラウドワークスで、AIの影響とエンジニアの仲介の伸び悩みを減収の理由とした。売上高が前年同期を下回った3社のうち、クラウドワークスは前述の理由による減収で、ICはソフトウェア開発の売上高が減り(システム運用は増加)、DTSは前年同期に大型案件が集中した反動だった。

出所:総務省「サービス産業動態統計調査」、日本銀行「企業向けサービス価格指数」(仕事量はforvaの試算)、技術者を提供する上場各社の決算短信・決算説明資料

22025年の求人横ばいと就職減

業界の仕事量の伸びが高かった2025年に、ハローワークでのIT技術者の就職件数は前年を1割近く下回った。求人数は前年並みで、求職者の申込件数は増えていた。紹介件数は減り、紹介が就職に結びつく割合も下がった。この年には定型的な案件が大きく減り、SES事業者は経験の浅い技術者を採用しなくなった。

2025年は、ハローワークが扱ったIT技術者(職業分類の「情報処理・通信技術者」)の求人数が前年比+0.3%と前年並みで、求職者の申込件数は+2.4%と増えたが、就職件数は▲9.5%だった(図表 2)。求人も求職者も減っていない中での減少であり、求人や求職者の数の変化では説明できない。求人数は、1-6月が前年同期比+4.1%、7-12月が▲3.5%で、年の後半に前年を下回った。

図表 2

ハローワークでのIT技術者の求人数・求職者の申込件数・就職件数の前年比(2024・2025年)

厚生労働省「一般職業紹介状況」のうち、ハローワークが扱ったIT技術者(職業分類の「情報処理・通信技術者」)の常用(パート除く)の件数/各年1-12月の合計の前年比・単位:%

求人数求職者の申込件数就職件数
(注)2025年は前年と比べて、求人数が+0.3%、求職者の申込件数が+2.4%、就職件数が▲9.5%である。求人数は人数、申込件数・就職件数は件数である。確定した年は年間の合計で比べた。8月分までの2026年は、第3章で前年の同じ期間と比べる。(資料)厚生労働省「一般職業紹介状況」長期時系列表21 職業別労働市場関係指標より作成(年間の合計と前年比はforvaによる計算)
図表 2 ハローワークでのIT技術者の求人数・求職者の申込件数・就職件数の前年比(2024・2025年)(データ)
2024年2025年
求人数4.50.3
求職者の申込件数0.02.4
就職件数▲8.4▲9.5

ハローワークが求職者を企業に紹介した件数は、求職者が増えたにもかかわらず、2025年に前年比▲3.5%だった。紹介100件あたりの就職件数も、2024年の7.9件から2025年は7.4件に下がった(図表 3)。2025年の就職件数の減少は、紹介件数の減少と、紹介が就職に結びつく割合の低下の両方による。紹介100件あたりの就職件数は2023年の8.8件から2024年、2025年と2年続けて下がり、就職率(就職件数÷求職者の申込件数)も同じ期間に9.6%から7.8%まで下がった。

図表 3

ハローワークでのIT技術者の就職率と紹介100件あたりの就職件数(2023〜2025年)

厚生労働省「一般職業紹介状況」のうち、ハローワークが扱ったIT技術者(職業分類の「情報処理・通信技術者」)の常用(パート除く)の件数/各年1-12月の合計どうしの比

就職率(就職件数÷求職者の申込件数)紹介100件あたりの就職件数(件)
(注)就職率(単位:%)と紹介100件あたりの就職件数(単位:件)は、各年の合計どうしの比である(定義は附録A)。紹介件数は、ハローワークが求職者を求人に紹介した件数で、人数ではない。(資料)厚生労働省「一般職業紹介状況」長期時系列表21 職業別労働市場関係指標、同 各月分 参考統計表8-1 より作成(比はforvaによる計算)
図表 3 ハローワークでのIT技術者の就職率と紹介100件あたりの就職件数(2023〜2025年)(データ)
2023年2024年2025年
就職率(就職件数÷求職者の申込件数)9.68.87.8
紹介100件あたりの就職件数(件)8.87.97.4

2025年にSES事業者の現場で目立ったのは、生成AIではなく、定型的な案件の大幅な減少だった。SES事業者はそれまで経験の浅い技術者を大量に採用していたが、採用しなくなった。定型的な案件が減ったのは、DXで多くの定型作業が少しずつ置き換えられてきたためとみられる。コールセンターの応対はチャットボットやAIへ、PCのキッティングは自動化の仕組みへと移りつつある。一つひとつは小さな置き換えでも、多くの作業で重なり、定型的な案件の総量を減らした。業界全体の仕事量はこの年に大きく伸びており(第1章)、減ったのは仕事ではなく、経験の浅い技術者が担える仕事である。伸びたのは、手順に落とし込みにくく、人の判断やノウハウが要る仕事で、事業者はそうした仕事を担える人を求め続けた。ハローワークのIT技術者の求人数も、2025年は通年で前年並みを保った。一方で、取材では、ハローワークで仕事を探す求職者には経験の浅い人が多く、求人が求める経験・技能に合わなかった。紹介が減り、紹介しても採用されにくくなったのは、このためとみられる。

ITスクールが人材紹介を兼ねるようになり、就職しやすい求職者ほど民間の経路で仕事が決まるようになった。ハローワークでは紹介が就職に結びつきにくくなり、2024年にも就職件数は前年比▲8.4%だった。2025年の減少は、この傾向に経験の浅い技術者の選別が重なったものとみられる。選別は上場企業でも公になっており、SHIFTは2026年4月、年収600万円以下の345人の採用を止めると公表した。

2026年には、クラウドソーシングを運営する上場2社(ココナラは3-5月期、ランサーズは4-6月期)も、同じ種類の仕事の縮小を開示した。ランサーズは、AIの実用化の進展に伴い、記事作成やデータ入力などの定型的な業務の発注の縮小が続いた一方、AI実装支援や生成AI関連開発などの領域では「需要が急速に拡大」したとした。ココナラは、ロゴや記事作成など低単価で単純な制作が構造的に縮小する一方、高単価帯は増えたとした。

出所:forva調べ、厚生労働省「一般職業紹介状況」、ランサーズ「2027年3月期 第1四半期決算短信」、ココナラ「2026年8月期 第3四半期決算説明資料」、SHIFT「2026年8月期 第2四半期 決算説明資料」

32026年の求人減と求職者増

2026年1-8月、ハローワークでのIT技術者の求人数は前年同期を下回り、求職者の申込件数は増えた。求人数は2025年後半から前年を下回っており、業界の仕事量の伸びが下がり始めた時期と同じである。

2026年1-8月の合計を前年同期と比べると、ハローワークが扱ったIT技術者の求人数が▲6.0%、求職者の申込件数が+8.0%、就職件数が▲5.1%だった(図表 4)。就職率は6.6%で、前年同期(2025年1-8月)の7.5%を下回った。前年の水準に左右されないよう2024年同期と比べても、求人数は▲3.3%、申込件数は+10.8%である。民間の転職サービスのレバテックでも、転職を希望するIT人材の数は、2026年6月時点で前年同月の146%だった。

図表 4

ハローワークでのIT技術者の求人数・申込件数・就職件数の前年同期比(2026年1-8月)

厚生労働省「一般職業紹介状況」のうち、ハローワークが扱ったIT技術者(職業分類の「情報処理・通信技術者」)の常用(パート除く)の件数/2026年1-8月の合計の前年同期比・単位:%

求人数求職者の申込件数就職件数
(注)2026年は8月分までの途中経過として、1-8月の合計を前年の同じ期間と比べた。求人数は人数、申込件数・就職件数は件数である。(資料)厚生労働省「一般職業紹介状況」長期時系列表21 職業別労働市場関係指標より作成(1-8月の合計と前年同期比はforvaによる計算)
図表 4 ハローワークでのIT技術者の求人数・申込件数・就職件数の前年同期比(2026年1-8月)(データ)
2026年1-8月
求人数▲6.0
求職者の申込件数8.0
就職件数▲5.1

求人数は2025年7-12月に前年同期比▲3.5%と前年を下回り、仕事量の伸びが下がり始めた時期(第1章)と同じだった。仕事量の伸びは、2025年7-9月期の前年同期比7.2%から、2026年4-6月期には2.4%まで下がった。この間の2026年1-3月は、業界で生成AIへの関心が急に高まった時期でもある。ハローワークの求人数は7月に前年同月を上回ったが、8月は再び下回った。申込件数は7・8月とも前年同月を上回り、就職率は7月が5.8%(前年同月7.8%)、8月が6.0%(同7.1%)と、いずれも前年を下回った。

出所:forva調べ、厚生労働省「一般職業紹介状況」、総務省「サービス産業動態統計調査」、日本銀行「企業向けサービス価格指数」、レバテック(転職を希望するIT人材の数)

4フリーランスと従業員の少ない事業者への逆風

フリーランス仲介会社のギークスでは案件数が減り、案件倍率が大きく下がった。同社で稼働するフリーランス技術者の稼働人月は2026年4-6月まで前年を上回ったが、受注単価はほとんど上がっていない。情報サービス業者の倒産は、従業員5人未満の事業者で増えた。仕事量の鈍化が先に表れたのは、新たに仕事を探す技術者と従業員5人未満の事業者である。

案件を探す技術者: フリーランス仲介会社のギークスでは、案件倍率(同社サービスの案件数÷案件を探すフリーランス技術者の数)が、2026年4-6月に前年同期比▲36.5%となった(図表 5)。同社サービスの案件数は前年同期の約0.8倍で、案件倍率はそれ以上に下がっている。同社サービスで案件を探すフリーランス技術者も増えたとみられる。同社は、案件数の減少の背景を、実装の工数がAIに代わりつつあることと説明している(第7章)。レバテックでも、フリーランス向けの案件への希望は、2026年6月時点で前年同月の136%で、前年(2025年6月時点で136%)に続いて増えた。

図表 5

ギークスの案件倍率(四半期)

ギークス案件倍率(案件数÷案件を探すフリーランス数)/四半期累計・単位:倍。ギークスが自社のサービスについて集計した値で、判定には用いない参考指標

(注)直近の2026年4-6月は5.09倍で、2024年1-3月以降で最も高かった2024年7-9月(9.66倍)を大きく下回る。 2025年7-9月以降の低下局面では、案件倍率の前期比の下げ幅は2026年1-3月の▲14.7%が最も大きい。 縦軸は0起点ではない。(資料)ギークス「ギークス案件倍率レポート」各四半期リリースより作成
図表 5 ギークスの案件倍率(四半期)(データ)
24/1-34-67-910-1225/1-34-67-910-1226/1-34-6
案件倍率8.607.509.669.637.808.017.536.745.755.09

稼働中の技術者: 稼働中のフリーランス技術者の稼働人月は前年を上回った。ギークスでは4-6月の稼働人月が前年同期比+1.7%だった。一方、同社が企業から受け取る単価(受注単価)は83.7万円で、前年同期比+0.9%とほとんど上がっていない。上場の仲介会社のTWOSTONE&Sonsでも、同社のサービスで稼働するエンジニアの数が3-5月期に前年同期比+10.5%だった。7・8月度には、会社に雇われた技術者を派遣するオープンアップグループで、IT領域の技術者の稼働率が前年同月を下回った(機電・建設の領域を含む同社全体の稼働率は前年を上回った)。TWOSTONE&Sonsは、10月6日に2026年8月期の業績予想を引き下げた。稼働エンジニア数が期初の想定を下回ったためである(前年との比較ではない)。同社は、「ITエンジニア需要は依然として高止まり」し、「企業からの案件数は底堅く推移」しているとしたうえで、主に自社の営業体制の強化の遅れから、主なサービス(Midworks)でマッチングが停滞したと説明した。案件数の動きは仲介会社によって異なる。

倒産した事業者: 東京商工リサーチの集計では、2026年1-6月の情報サービス業者の倒産は166件で、上半期としては過去10年で最も多かった。166件のうち162件が破産である。従業員5人未満の事業者の倒産は135件で、前年同期比+25.0%だった。従業員5〜10人未満は22件で、前年同期比+10.0%だった。10〜20人未満は5件、20〜50人未満は4件で、この2区分は前年同期より減っており、増えたのは従業員10人未満の事業者である。

出所:ギークス(案件倍率・稼働人月・受注単価・案件数の減少の説明。「ギークス案件倍率レポート」・決算説明資料)、レバテック(フリーランス向け案件への希望)、TWOSTONE&Sons(決算説明資料・連結業績予想の修正に関するお知らせ)、オープンアップグループ(IT領域の稼働率)、東京商工リサーチ

5従業員の少ない事業者の採用と稼働の負担

有料の職業紹介でIT技術者を採用する1件あたりの手数料は、全国平均で2019年度の130.1万円から2024年度は156.0万円へ上がった。従業員の少ない事業者では、案件の終了とともに発注者が契約を打ち切る例が多く、待機中の技術者の人件費を吸収する余力も乏しい。経営を圧迫しているのは、受注の確保よりも、技術者の採用と稼働の維持である。

従業員の少ない事業者でも、発注者と直接取引する事業者などには、単価・引き合いとも大手と遜色のない企業が少なくない。業界団体JISAの会員企業の集計では、2024年度の売上高の伸びは、従業員200人以下の会員企業(以下、小規模の会員企業)が前年度を100として109.4と、規模別で最も高かった。

採用: 採用1件あたりの手数料(有料職業紹介でIT技術者を常用就職させた1件あたり・全国の求人者の平均)は、2019年度の130.1万円から2024年度は156.0万円へ、19.9%上がった(図表 6)。手数料の総額は2024年度に約1,040億円で、2019年度の2.00倍に増えた。これは、採用件数が39,859件から66,662件へ1.67倍になったことと、1件あたりが1.20倍になったことの掛け合わせで、総額の増加の大半は採用件数の増加による。

図表 6

有料の職業紹介でIT技術者を採用する際の手数料(年度)

厚生労働省「職業紹介事業報告書の集計結果」のうち、職業分類「情報処理・通信技術者」/棒=手数料の総額(左軸・億円)、線=採用1件あたりの手数料(右軸・万円)/総額の増加には採用件数の増加を含む

手数料の総額(左軸・億円)採用1件あたりの手数料(右軸・万円)
(注)手数料は、有料職業紹介事業者が職業分類「情報処理・通信技術者」の紹介で受け取った手数料の合計で、求職者から受け取る分や臨時・日雇の紹介に係る分を含みうる。採用1件あたりの手数料は、手数料の総額を統計上の常用就職件数(求人者からみた採用の件数)で割ったforvaの計算で、全国・全規模の求人者の平均である。 2020年度は緊急事態宣言など新型コロナウイルス感染症の影響を受け、雇用関係の助成金の支給も多かった年度で、採用件数が前年度より減る一方で手数料の総額は増え、1件あたりが高く出ている。他の年度と比べる際は注意を要する。2023年度から職業分類が「ソフトウェア開発」と「ソフトウェア開発を除く」に分かれたため、両者を合計した。右軸は0起点ではない。(資料)厚生労働省「職業紹介事業報告書の集計結果」平成29年度〜令和6年度より作成(1件あたりの手数料と億円への換算はforvaによる計算)
図表 6 有料の職業紹介でIT技術者を採用する際の手数料(年度)(データ)
2017年度2018年度2019年度2020年度2021年度2022年度2023年度2024年度
手数料の総額(左軸・億円)344.7467.8518.8596.1612.4796.0875.21,039.8
採用1件あたりの手数料(右軸・万円)123.3130.1130.1166.3138.5144.5146.3156.0

採用1件の手数料は、小規模の会員企業(JISA)が従業員1人あたりに1年で上げる営業利益(2024年度の平均で117.2万円。従業員1,001人以上の会員企業(以下、大規模の会員企業)は385.0万円)を上回る。手数料は1回だけ払う全国平均の費用、営業利益は会員企業の年額で性質が異なるため、1件の採用費用の大きさを測る目安として並べる。待遇の面でも、30歳の年収は、小規模の会員企業が465.8万円、大規模の会員企業が538.3万円である。東京商工リサーチも、情報サービス業の倒産の背景の1つに、規模の大きい企業が待遇を引き上げて人材を確保していることを挙げている。

稼働: 以前は担当する案件が終わっても、発注者が次の案件まで事業者との契約を続け、技術者を確保しておく期間が長かった。現在は、案件の終了とともに発注者が契約を打ち切る例が多い。従業員の少ない事業者は、待機となった技術者に代わる要員が乏しく、取引先も限られるため、次の案件を確保することも難しい。業界団体の会員企業の集計では、人件費が売上高の5割以上を占める会社が、小規模の会員企業では82社中32社、大規模の会員企業では57社中6社である。小規模の会員企業のように人件費の比重が高く利益の薄い事業者ほど、待機中の技術者の人件費を吸収する余力は乏しい。

出所:forva調べ、厚生労働省「職業紹介事業報告書の集計結果」、JISA「情報サービス産業基本統計調査」、東京商工リサーチ

6増員を抑えて利益率を上げたSaaS企業

上場SaaS企業の売上高の伸び(各社の前年同期比の中央値)も、2025年後半から鈍った。それでも多くの会社が営業利益率を上げている。人を増やすペースを売上高の伸びより先に落としており、一人当たりの売上高が伸びている。

技術者を自社に抱える会社が人を増やすペースを落とす動きは、上場SaaS企業に先に表れている。AIはこの動きを強めるとみられる(第9章「AIへの対応で開く差」)。

第1章でみた売上高の鈍化が、自社のソフトウェアを提供する側にも表れているかを、上場SaaS企業27社の決算でみる(選定の基準と各社は附録A)。

売上高の前年同期比の中央値(買収などの影響を除いて10四半期の値がそろう会社)は、最も高かった2025年4-6月の24.0%から、2026年4-6月は15.4%に下がった。継続課金の売上を年額に換算したARRの伸びも、同じ時期に下がっている(図表 7)。

図表 7

上場SaaS企業の売上高とARRの伸び(四半期・前年同期比の中央値)

線=上場SaaS企業の中央値(売上高は買収などの影響を除いて10四半期の値がそろう18社、ARRは開示する会社)、破線=情報サービス業の売上高/単位:%

SaaS企業の売上高SaaS企業のARR情報サービス業の売上高
(注)対象は附録Aの選定の基準による27社。決算期の四半期は、対象月の大半が属する暦の四半期に置いた(5月・11月・1月・4月決算の会社は1〜2か月ずれる)。 売上高は、買収・事業譲渡・連結範囲の変更・会計の変更があった期を、会社が開示する事業別などの値に置き換えた。値上げの効果は除いていない。 ARRは会社ごとに定義が異なり、開示する会社の数は期により15〜17社である。情報サービス業は総務省「サービス産業動態統計調査」の売上高の前年同期比(第1章の図と同じ値)。(資料)各社の決算短信・決算説明資料、総務省統計局「サービス産業動態統計調査」より作成(中央値はforvaによる計算)
図表 7 上場SaaS企業の売上高とARRの伸び(四半期・前年同期比の中央値)(データ)
24/1-34-67-910-1225/1-34-67-910-1226/1-34-6
SaaS企業の売上高18.418.921.121.220.424.020.314.816.515.4
SaaS企業のARR26.127.527.425.226.425.524.821.719.417.6
情報サービス業の売上高4.67.86.57.48.910.711.110.07.95.5

それでも、対象27社のうち2024年の営業利益率を公表資料から得られないユーソナーを除いた26社中21社が、直近1年の営業利益率を2024年より上げた。ただし前年同期からの上げ幅は、2026年に入って小さくなっている。

人を増やすペースは、売上高より先に落ちている。決算期ごとの年次の値でみると、従業員数の伸びの中央値は、比べられる最も古い2023年6月までに終わる期の15.4%から、直近の期は9.3%に下がった。同じ期間の売上高の伸びは22.1%から20.6%で、従業員数ほどは下がっていない(図表 8)。

図表 8

上場SaaS企業の従業員数と売上高の伸び(決算期・中央値)

各社の有価証券報告書の従業員数と売上高の前の期からの伸びの中央値。横軸は、決算期末の時期で各社の期をまとめた1年/単位:%

従業員数売上高
(注)対象は附録Aの27社(前の期と比べられない会社を除き、各期間26〜27社)。決算期が会社ごとに違うため、決算期末が前年7月〜当年6月に入る期をまとめた。9月・11月・12月決算の会社の直近の期は2025年9-12月に終わっており、2026年に入ってからの人数は含まない。 従業員数は就業人員で、臨時雇用者を含まない。連結の値がない期は単体どうしで比べた。買収や従業員数の定義の変更で人数が段差になった期を除いても、中央値は直近の期間で9.3%と変わらない。(資料)各社の有価証券報告書(ソラコムの2026年3月末は決算説明資料)より作成(中央値はforvaによる計算)
図表 8 上場SaaS企業の従業員数と売上高の伸び(決算期・中央値)(データ)
2022年7月〜2023年6月2023年7月〜2024年6月2024年7月〜2025年6月2025年7月〜2026年6月
従業員数15.412.510.49.3
売上高22.121.420.620.6

生成AIによる開発や業務の効率化を開示した会社は16社、それを理由に人員の増加を抑えると書いた会社は6社ある。ただし、人を増やすペースが落ち始めたのは2024年6月までに終わる期からで、この6社の表明の多くは2026年に入ってからである(規模別・四半期の人員は附録B)。

解約率が前年同期より上がった会社は4社で、下がった会社(7社)より少ない。既存の顧客の離脱が広がっている様子はみられない。

出所:上場SaaS企業各社の決算短信・決算説明資料・有価証券報告書、総務省「サービス産業動態統計調査」

7生成AIで減る工数と変わる採用

生成AIが、技術者を提供する事業者の現場で話題に上るようになったのは2026年に入ってからである。上場各社の開示では、AIで減るとされるのは主に開発の実装とドキュメント作成の工数、および記事作成やデータ入力などの定型的な業務である。SHIFTは、経験の浅い技術者などの採用を抑え、スキルの高いプロジェクトマネージャーやAI関連の人材の採用を加速する。米国では、ソフトウェア開発の求人の増加が、経験のある職とAIの職に偏っている。

生成AIに関する上場各社の開示を図表 9に示す。開発の工程のうち、AIで代替できるとされたのはコーディングとドキュメントの作成で、TDCソフトはAIの活用前に100人月だった案件が70人月になる例を示した。採用ではSHIFTが、AIの時代に必要な人材に合わせて、経験の浅い技術者などの採用を抑える。業績の説明では、野村総合研究所が増益の要因の1つにAIを挙げ、SHIFT・DTSがAI関連の売上高を開示した。クラウドワークスは、減収の理由の1つにAIの影響を挙げた(第1章)。フリーランス仲介会社のギークスは、案件数の減少の背景に、実装の工数がAIに代わりつつあることを挙げた。クラウドソーシングのランサーズは、定型的な業務の発注の縮小とAI実装支援などの拡大を開示した(第2章)。

図表 9生成AIに関する上場各社の開示
会社開示の内容
TDCソフト画面・機能のコーディングやドキュメントの作成を「AIで代替可能な領域」とし、AIの活用前に100人月だった案件が70人月になる例を示した
TIS2030年3月期までに開発の生産性を50%高める。特定プロジェクトの外部設計から製造までの工程で、生産性の47%の向上を確認した
SHIFTAIの時代に必要な人材に合わせて採用を見直し、2026年8月期に単体の採用を440人抑える(7月公表。4月には、年収600万円以下の345人の採用停止を公表していた。第2章)。抑える対象は「未/微経験エンジニア」のほか、AIを使わないテストの人材、バックオフィス・オペレーションの人材(人数はその合計)。採用を加速する対象は、事業部長クラス、スキルの高いプロジェクトマネージャー、営業、AI関連の人材。AI関連の売上高は2026年3-5月に7,917百万円(前の四半期は2,545百万円)
野村総合研究所2026年4-6月期の増益について「AI駆動開発等による生産革新効果も寄与」と説明した
ギークス同社サービスの案件数が前年の約0.8倍で推移している背景を、「生成AIの普及に伴い、コーディングを中心とした実装工数がAIに代替されつつある」と説明した
DTS「AI・生成AI」の2026年4-6月期の売上高は8.2億円(前年同期から5.9億円の増加)。「AI駆動型開発案件」の引き合いが増えていると説明した
ランサーズ「AIの実用化の進展に伴い、記事作成やデータ入力等の定型的な業務領域では発注の縮小が継続した一方、AI実装支援・AI導入コンサルティングや生成AI関連開発をはじめとする領域では需要が急速に拡大」したと説明した
(注)各社の資料は2026年4月〜8月に公表された。TISの生産性の向上は特定プロジェクトで確認した値で、全社の実績ではない。SHIFTのAI関連の売上高は同社の定義による値で、買収した会社の売上高を含む。
(資料)各社の決算短信・決算説明資料・決算補足資料、ギークス「ギークス案件倍率レポート」より作成。

生成AIの導入で先行する米国では、ソフトウェア開発の求人が2025年2月末から2026年7月の時点までに約15%増えた。同じ期間の求人全体の増減は▲7%である。増えた求人の中身は、経験のある職とAIの職である。2025年5月から2026年5月までのソフトウェア開発の求人の増加分のうち、71%はシニア級の職、37%は職名にAIを含む職である(両者は重なる)。2026年1-3月のソフトウェア開発の求人のうち、エントリー級(典型的な必要経験は0〜1年)は4.5%で、求人全体でのエントリー級の比率(約46%)を大きく下回る(附録B)。

出所:forva調べ、SHIFT・TDCソフト・TIS・野村総合研究所・DTS・ギークス・ランサーズ・クラウドワークスの決算短信・決算説明資料・決算補足資料、Indeed Hiring Lab

全体像と見通し

8影響を受けている事業者と技術者

減ったのはITサービスの仕事ではなく、経験の浅い技術者が担える仕事である。2025年は定型的な案件が減り、事業者が人材を選ぶようになった。仕事量の伸びは2025年後半から下がり始め、ハローワークの求人数も同じ時期に前年を下回った。影響が表れているのは、採用と待機の費用を吸収しにくい従業員の少ない事業者、案件を探すフリーランス技術者、経験の浅い技術者である。技術者を提供する上場各社と上場SaaS企業では、売上総利益率や営業利益率を上げた会社が多い。

2025年は業界の仕事量が大きく伸びた年だったが、定型的な案件が減り、事業者は経験の浅い技術者を採用しなくなった。ハローワークでは求人数が前年並みで求職者が増えたのに、IT技術者の就職件数は減った(第2章)。仕事量の伸びは2025年後半から下がり始めて2026年に大きく鈍り、求人数も2025年後半から前年を下回った。2026年は求職者の申込件数も増えた(第1〜3章)。この年には、クラウドソーシングを運営する上場2社も定型的な仕事の縮小を開示した(第2章)。生成AIが現場で話題に上るようになったのは2026年に入ってからで、SHIFTは採用を経験のある人材とAI関連の人材に移すとしている(第7章)。

影響の表れ方は立場によって異なる(図表 10)。事業者の側では、有料職業紹介の採用1件あたりの手数料が2019年度から2024年度にかけて19.9%上がり、1人あたりの営業利益が小さい従業員200人以下の会員企業(業界団体JISAの集計)には重い。案件の終了とともに発注者が契約を打ち切る例も多い(第5章)。技術者の側では、求められるのが経験のある人材で、経験の浅い技術者は仕事に結びつきにくい(第2・7章)。

図表 10立場ごとの影響
立場起きていること主な数字
技術者を提供する上場各社売上総利益率を上げた会社が多い。営業利益が前年を下回った会社もある直近四半期に売上総利益率が前年同期を上回った会社は18社中13社、営業利益が前年同期を下回った会社は7社(第1章)
上場SaaS企業売上高の伸びは鈍ったが、人を増やすペースを先に落とし、営業利益率を上げた会社が多い営業利益率を上げた会社は26社中21社。従業員数の伸びの中央値は15.4%から9.3%へ(第6章)
従業員5人未満の情報サービス業者倒産が増えた2026年1-6月の倒産は135件で、前年同期比+25.0%(第4章)
従業員200人以下の会員企業(JISA)人件費の比重が高く、採用の費用と待機の負担を吸収する余力が乏しい人件費が売上高の5割以上を占める会社は82社中32社(従業員1,001人以上は57社中6社)。有料職業紹介の採用1件あたりの手数料(全国平均)は2019年度の130.1万円から2024年度の156.0万円へ(第5章)
フリーランス技術者ギークスでは案件が減り、受注単価はほとんど上がっていないギークスの案件倍率は前年同期比▲36.5%(第4章)
経験の浅い技術者紹介が就職に結びつきにくくなったIT技術者の紹介100件あたりの就職件数は2023年の8.8件から2025年は7.4件へ。就職件数は2025年は前年比▲9.5%(通年)、2026年1-8月は前年同期比▲5.1%(第2・3章)
(注)主な数字は第1〜7章で示した値の再掲である。経験の浅い技術者の数字は、ハローワークでIT技術者の仕事を探す求職者の統計による。
(資料)第1〜7章の各図表より作成。

出所:forva調べ、第1〜7章の統計と各社の開示

910年の推移とAI後の見通し

ITサービス事業者の売上高は伸びているが、求められる人材が変わった。2025年に定型的な案件が減り、事業者は経験・技能で人材を選ぶようになった。情報サービス業の売上高の伸びは2025年が10年で最も高く、2026年に入って下がった。2026年には、情報サービス業の中小企業と中堅企業の業況が悪化した。AIへの対応によって、同じ業態の中でも会社の差が開いていくとみられる。

10年の推移でみると、情報サービス業の売上高の伸びは2025年の10.1%が最も高く、2026年1-7月は前年同期比7.3%に下がった。事業従事者数の伸びは2023年の4.4%が最も高く、2025年は0.1%、2026年1-7月は前年同期比3.0%だった(図表 11)。事業従事者数の2025年以降の伸びは2025年1月の標本入替えの影響を受けている可能性があるため(附録B)、値の大きさではなく、働く人の数が売上高ほどには増えていないことの目安として読む。

図表 11

情報サービス業の売上高と従事者数の伸び(前年比・2016〜2026年)

総務省「サービス産業動態統計調査」の情報サービス業。線=売上高(オレンジ)と事業従事者数(青)の前年比/単位:%

売上高事業従事者数
(注)2016〜2025年は年平均の前年比(公表値)。2026年は1-7月の合計の前年同期比で、5-7月は速報値である(forvaによる計算)。2024年以前の値は、2025年に調査を作り替えた際に、旧調査の結果を新しい調査とつながるよう調整した値である。 売上高は名目の値で、価格の上昇分を含む。売上高は事業活動ごと、事業従事者数は事業所・企業ごとに集計されている。縦軸は0起点ではない。(資料)総務省統計局「サービス産業動態統計調査」(2026年7月分速報)より作成
図表 11 情報サービス業の売上高と従事者数の伸び(前年比・2016〜2026年)(データ)
2016年2017年2018年2019年2020年2021年2022年2023年2024年2025年2026年1〜7月
売上高2.32.62.43.2▲0.84.45.87.96.510.17.3
事業従事者数2.02.42.53.01.71.02.44.42.30.13.0

2026年には、情報サービス業の中小企業と中堅企業の業況が悪化した。日本銀行の短観で情報サービス業の業況判断DIをみると、調査対象が見直された2026年3月調査以降、大企業は3月調査の52から9月調査の51とほとんど変わらない。中小企業は3月の33から6月に21へ下がり、9月も21だった。中堅企業も3月の51から9月に39へ下がった(図表 12)。短観の調査対象は資本金2千万円以上の企業で、第4章でみた従業員5人未満の事業者の多くは、これより資本金が小さいとみられる。2026年度の経常利益の計画(2026年9月調査)は、大企業が+4.6%、中堅企業が+3.7%の増益で、中小企業だけが▲18.0%の減益である。中小企業の2025年度の実績は+19.8%と、大企業の+10.7%を上回って伸びていた。

図表 12

情報サービス業の企業規模別の業況判断DI(2024年3月〜2026年9月調査)

日本銀行「短観」の業種「情報サービス」。業況が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を引いた値/単位:ポイント

大企業(資本金10億円以上)中堅企業(資本金1億〜10億円未満)中小企業(資本金2千万〜1億円未満)
(注)日本銀行は2026年3月調査で調査対象企業を見直した。線は見直しの前後で分け、2025年12月は見直し前の値と、見直し後の基準で集計し直した値の両方を示した。 2026年9月調査の有効回答社数は、大企業55社、中堅企業84社、中小企業87社である。(資料)日本銀行「全国企業短期経済観測調査(短観)」各回の調査全容・短観(概要)2026年3月調査より作成
図表 12 情報サービス業の企業規模別の業況判断DI(2024年3月〜2026年9月調査)(データ)
24/3691225/3691226/369
大企業(資本金10億円以上)5454535346515551
中堅企業(資本金1億〜10億円未満)3737354045434547
中小企業(資本金2千万〜1億円未満)3533313330262826
大企業(2026年3月の見直し後の基準)53525251
中堅企業(2026年3月の見直し後の基準)48514639
中小企業(2026年3月の見直し後の基準)31332121

倒産も増えている。東京商工リサーチの集計では、情報サービス業者の倒産は直近で最も少なかった2021年の137件から2025年は276件へ倍増し、新型コロナ前の2019年の239件も上回った。2026年1-6月には、従業員5人未満の事業者の倒産が前年同期比+25.0%だった(第4章)。

AIへの対応で開く差

生成AIの影響は、自社で開発する技術者を抱える会社と抱えない会社で逆向きに表れるとみられる。SaaS企業のように技術者を抱える会社は、AIで工数が減るぶん技術者を増やさなくなる。上場SaaS企業では、すでに人を増やすペースが落ちている(第6章)。技術者を抱えない発注者は、AIを使うにも外部の事業者に頼ることになり、ITサービス事業者の仕事はむしろ増えうる。人月で対価を得る事業者ではDTSが「AI駆動型開発案件」の引き合いが増えているとし(第7章)、クラウドソーシングではランサーズが、AI実装支援などの領域で「需要が急速に拡大」したとした(第2章)。人月の事業者でも、こうした仕事を担える人材をそろえた会社は受注を伸ばしうる。担える人材が少ない会社では、従来の仕事の工数が減るぶん、売上高が直接減るおそれがある。同じ人月の事業者の中でも、AIに対応できる会社とできない会社の差が開いていくと見込まれる。

製品の利用料で対価を得るSaaS企業では、工数の減少は利益率の改善につながりうる。上場SaaS企業では人を増やすペースを落とした会社が多く、営業利益率を比べられた26社のうち、売上高の大きいラクスやSansanを含む21社が、直近1年の営業利益率を2024年より上げた(第6章)。ただし、AIで同じ機能を作りやすい領域では新規参入が増え、競争が激しくなると見込まれる。一方、独自のデータ、顧客ごとの複雑な要件、法令上の責任などを伴う領域では、AIはサービスを強める側に働くとみられる。上場SaaS企業27社のうち14社は、自社のサービスがAIに代替されるかどうかに開示で触れている。代替されにくい理由として、プラスアルファ・コンサルティングは複雑な個別要件・セキュリティ対応・独自データの蓄積を、弁護士ドットコムは責任を引き受けるのがAIではなく弁護士であることを挙げた。

出所:forva調べ、総務省「サービス産業動態統計調査」、日本銀行「全国企業短期経済観測調査(短観)」、東京商工リサーチ、DTS・ランサーズ・ラクス・Sansan・プラスアルファ・コンサルティング・弁護士ドットコムほか上場SaaS企業の決算短信・決算説明資料・有価証券報告書

10業態別の上場企業と開示指標

AIへの対応で開く差は、業態によって先に表れる数字が異なるとみられる。技術者を提供する事業者では受注高・稼働率・技術者数に、人材の紹介・仲介では採用決定や稼働の件数に、SaaS企業では営業利益率に表れやすいとみられる。

業態ごとに当たる上場企業と、次の決算で見る指標を図表 13に示す。

図表 13業態別の上場企業と次の決算で見る指標
本号で確かめたこと次の決算で見る指標
上流工程・ITコンサルティングベイカレント、シグマクシス・ホールディングス
ベイカレントは案件数とコンサルタントの数を増やした。シグマクシス・ホールディングスは、2026年3月期の売上の未達の主因に第3四半期の稼働率の低下を挙げた
  • コンサルタント数(2社)
  • 案件数・コンサルタント一人当たりの売上(ベイカレント)
  • 契約あたりの売上(シグマクシス・ホールディングス)
大手SI(元請け)野村総合研究所、TIS、日鉄ソリューションズ、BIPROGY、シンプレクス・ホールディングス
野村総合研究所は、増益の要因の1つにAI駆動開発などによる生産革新効果を挙げた(第7章)
  • 受注高・受注残高(シンプレクス・ホールディングスを除く4社)
  • 売上総利益率(5社)
中堅の受託開発・SESシステナ、クレスコ、TDCソフト、DTS、コムチュア、ハイマックス、IC、SIGグループ、エスユーエス、SHIFT
受注高は、システナとDTSが前年を下回り、クレスコ・TDCソフト・ハイマックスが上回った。SHIFTは採用を経験のある人材とAI関連の人材に移すとした(第7章)
  • 売上総利益率(各社)
  • 受注高・受注残高(システナ・クレスコ・TDCソフト・DTS・ハイマックス)
  • AI関連の売上(DTS・SHIFT)
  • 稼働率(SHIFT・エスユーエス)
技術者派遣(機械・電気が中心)メイテックグループホールディングス、アルトナー
2社とも稼働率は前年とほぼ同じ水準で、技術者の対価は前年を上回った。メイテックグループホールディングスは9月、稼働時間が期初の予想を下回るとして4-9月の売上高の予想を引き下げた(営業利益の予想は引き上げた)
  • 稼働率・技術者数(2社)
  • 稼働時間(メイテックグループホールディングス)
  • 技術者単価(アルトナー)
技術者派遣(未経験者を採用して育てる型)オープンアップグループ
IT領域では、7・8月とも在籍する技術者が前年より減り、稼働率も前年を下回った(第11章)IT領域の在籍数・稼働率(月次の開示)
人材紹介・転職サービス(IT人材を含む)ジェイ エイ シー リクルートメント、ビジョナル、アトラエ、キャリアデザインセンター
ジェイ エイ シー リクルートメントは上期(1-6月)のIT・通信業界向けの紹介の売上を伸ばし、キャリアデザインセンターは求人企業の採用基準の厳格化を開示した
  • 採用決定人数(ジェイ エイ シー リクルートメント)
  • 導入企業数・スカウト可能会員数(ビジョナル)
  • 入社人数・書類選考の通過率(アトラエ)
  • 人材紹介の成約件数(キャリアデザインセンター)
フリーランス人材の仲介(技術者・コンサルタント)ギークス、TWOSTONE&Sons、クラウドワークス、みらいワークス
ギークスでは案件倍率が下がり、受注単価はほとんど上がっていない(第4章)。TWOSTONE&Sonsは3-5月期にエンジニアの稼働数を増やしたが、10月に通期の業績予想を引き下げた(第4章)
  • 稼働人月・受注単価(ギークス)
  • エンジニア稼働数(TWOSTONE&Sons)
  • エージェントの社数・社当たり単価(クラウドワークス)
  • 月平均契約数(みらいワークス)
クラウドソーシングランサーズ、クラウドワークス、ココナラ
ランサーズは定型的な業務の発注の縮小とAI実装支援などの拡大を、ココナラは低単価で単純な制作の縮小と高単価帯の増加を開示した(第2章)。クラウドワークスは、プラットフォーム事業を「AI影響を受けている」とした
  • マッチングの売上(ランサーズ)
  • プラットフォーム領域の売上(クラウドワークス)
  • 流通総額・購入者数(ココナラ)
SaaS第6章の上場SaaS企業
営業利益率を上げた会社が多く、従業員数の伸びの中央値は下がった(第6章)
  • 営業利益率(各社)
  • 従業員数(年1回の有価証券報告書。四半期は一部の会社)
(注)各社の評価や業績の予想ではない。業態は附録Aの図表 18の区分を細かく分け、大手SI・人材紹介・SaaSは、同表の集計の外の業態として加えた。クラウドソーシングは、同表でフリーランス仲介に数えたランサーズ・クラウドワークスに、集計の外のココナラを加えて立てた。複数の業態にまたがる会社は主な事業の業態に置き、クラウドワークスは仲介とクラウドソーシングの両方に置いた。「本号で確かめたこと」は、各社の決算短信・決算説明資料・業績予想の修正に関する開示(2026年1月〜10月9日公表)と、オープンアップグループの月次の開示(2026年9月公表分まで)による。「次の決算で見る指標」は、各社が直近の四半期の決算資料(オープンアップグループは月次の開示)で値を開示していることを確かめた指標である。業績の値がある会社は、附録Aの図表 15・図表 17と第6章の上場SaaS企業。生成AIに関する開示のうち第7章で扱った会社は図表 9。
(資料)各社の決算短信・決算説明資料・月次の開示より作成。

11見立てを点検する判定ライン

本号の見立てを、次号以降の公表値で4本の判定ラインに当てて点検する。技術者を提供する上場各社の業績に2本、未経験者を採用して育てる型の技術者派遣であるオープンアップグループのIT領域の在籍数に1本、ギークスの平均受注単価に1本である。値が線を越えた場合は見立てを改める(見直す見立ては附録C)。

判定ラインは業界の状態を測るためのもので、各社の評価や業績の予想ではない。判定の結果は、値が線のどちら側に出たかという事実として記す。

図表 14本号で定めた判定ライン
点検する見立て本号の値線(越えたら見立てを改める)判定に使う数字が出る時期
技術者を提供する上場18社で、減収が広がっていない減収は3社(16.7%)減収の会社が30%以上2026年10月〜11月中旬の各社の決算(アルトナーは12月上旬)
同じ18社で、売上総利益率の改善が広がっている上昇は13社(72.2%)上昇した会社が50%未満同上
未経験者を採用して育てる型の技術者派遣で、IT領域の在籍数が前年を下回っているオープンアップグループのIT領域の在籍数の前年同月差は、7月度が▲229人、8月度が▲190人。9月度は未公表7-9月度の前年同月差の平均が0人以上8月度までは公表済み、9月度は10月下旬の見込み
フリーランス仲介会社のギークスで、平均受注単価の伸びが鈍い+0.9%(2026年4-6月)+2%以上2026年11月上旬の決算
(注)指標の定義、判定の対象期間の数え方、線の置き方、線を越えたら見直す見立ては附録Cの「判定ライン1」〜「判定ライン4」。ハローワークでのIT技術者の就職率など、判定に数えない指標は附録Cの参考指標に示した。上場各社の値は附録Aの図表 15。
(資料)forvaによる設定(各指標の出所は附録Dの出典一覧を参照)。

本号は初号のため、前号の判定結果はない。

次号の予定と、公表済みの7-9月の値

7-9月のうち公表済みの分では、オープンアップグループのIT領域の在籍数が7・8月度とも前年同月を下回った(前年同月差は7月度▲229人、8月度▲190人)。ハローワークでのIT技術者の就職率も7・8月とも前年を下回った。IT技術者の求人数は7月に前年を上回ったが(+1.7%)、8月は再び前年を下回った(▲3.2%)。オープンアップグループのIT領域では、在籍する技術者が前年より減る中で、稼働率も7・8月度とも前年を下回った。同社のIT領域の在籍数と稼働率、ハローワークでの就職率は見立ての向きに動いた。一方、情報サービス業の売上高(名目・速報)の伸びは、2026年に入って鈍ったという見立てとは逆に、7月に4-6月より高まった(値は附録Cの図表 26)。日本銀行の短観の情報サービス業の雇用人員判断DIは、9月調査が▲44で、6月調査(▲41)より人手の不足感が強まった。このほか、業績予想を修正した会社がある。TWOSTONE&Sonsは決算期末(8月末)を過ぎた10月6日に2026年8月期の通期の予想を引き下げ、メイテックグループホールディングスは9月29日に4-9月の売上高の予想を引き下げて営業利益の予想を引き上げた。いずれも稼働が期初の想定を下回ったことを理由に挙げた(第4章・第10章)。

出所:技術者を提供する上場各社の決算短信・決算説明資料、厚生労働省「一般職業紹介状況」、総務省「サービス産業動態統計調査」、日本銀行「企業向けサービス価格指数」、日本銀行「全国企業短期経済観測調査(短観)」、ギークス、オープンアップグループ(IT領域の在籍数・稼働率)、TWOSTONE&Sons・メイテックグループホールディングスの業績予想の修正に関する開示

附録A 用語と統計の範囲

附録Aでは、本号の対象と取引の構造、本文で用いる用語、上場各社の選定、参照した統計の対象範囲とデータの群を定める。本文で用いる語の定義は、ここに1回だけ置く。

本号の対象と取引の構造

本号が対象とするのは、日本国内で技術者を発注者に提供するITサービス事業者(主にSES事業者・技術者派遣・受託開発の会社)、その事業者に雇われて働く技術者、仲介会社に登録して働くフリーランス技術者の三者である。発注者(ITサービスを発注する企業や官公庁)と、ITサービス事業者のうち大手システムインテグレータ(SIer)は、技術者を外部から調達する側として、比較のために扱う。ただし、SIerも自社の顧客に対しては技術者を供給する側であり、SES事業者が受けた案件を別の事業者に再委託することもある。そのため、技術者を提供する側と調達する側の区分は、企業の種類ではなく取引上の役割による。発注者から直接受注する事業者の下に、再委託を受ける事業者が何層か連なる取引を、本号では取引の階層と呼ぶ。SES事業者の大半は非上場で業績を開示しないため、本号はITサービス事業者の利益を、SES・受託開発、技術者派遣、フリーランス仲介、ITコンサルティングを営み四半期で開示を続ける上場各社の数値で観測する。本号は公表された統計と資料を整理したもので、個別銘柄の売買や株価水準についての見解は含まない。

技術者の提供には、次の3つの契約形態がある。

  • 請負: 受注者が仕事の完成を約束し、成果物に対して報酬を受け取る。作業の指示は受注者が自社の技術者に出す。
  • 準委任: 受注者が業務の遂行を約束する契約である。報酬は時間・期間に基づくもののほか、成果に対して定めるものもある。SESと呼ばれる取引の多くはこの形態である。作業の指示は受注者が出し、発注者は受注者の技術者に直接指示できない。
  • 派遣: 派遣元が雇う技術者を、発注者(派遣先)の指示の下で働かせる。発注者が技術者に直接指示できる。派遣元は国の許可(労働者派遣事業の許可)を受けていなければならない。

請負と準委任は民法上の契約、派遣は労働者派遣法に基づく契約である。請負や準委任の契約で発注者が技術者に直接指示すると、実態は派遣であるとして法令違反(いわゆる偽装請負)に問われうる。請負・準委任・派遣は契約の形の区分であり、人月・時間・固定価格といった料金の決め方とは別の軸である。

用語

  • SES: システムエンジニアリングサービスの通称であり、主に準委任契約に基づいて技術者の役務を提供する取引を指す。法令上の用語ではない。
  • 発注者・ITサービス事業者・IT技術者を採用する企業: 発注者は、ITサービスを発注し、代金を支払う企業や官公庁である。ITサービス事業者は、システムインテグレータ・SES事業者・技術者派遣・受託開発の会社など、発注者から代金を受け取り、IT業界の従事者を雇う事業者である(統計では主に情報サービス業に含まれ、技術者派遣は労働者派遣業に分類されることもある)。IT技術者を採用する企業は、IT技術者を雇う企業で、ITサービス事業者に限らず、発注者側の企業も含む。ハローワークに求人を出した企業にはITサービス事業者以外の企業も含まれ、統計では両者を分けられない。
  • 求職者・フリーランス技術者: 求職者は仕事を探す人で、ハローワークの数字ではハローワークに求職を申し込んだ人を指す。フリーランス技術者は、事業者に雇われず、案件ごとに契約して働くIT業界の従事者である。
  • 見立て: 本号の統計と開示の値、forva調べを組み合わせてforvaが示す解釈である。因果を統計で確かめたものではない(附録C)。
  • IT業界の従事者: ITサービス事業者などで働く人である。SE・プログラマー・インフラの構築や運用の担当者に限らず、テスター、Webのコーダー・デザイナー、指示書に従って作業するキッティングの作業者、コールセンター(ヘルプデスク)の担当者を含む。統計の数字で「IT技術者」と書く場合は各統計の区分(ハローワークでは職業分類の「情報処理・通信技術者」)を指し、IT業界の従事者とは範囲が一致しない。本文で単に「技術者」「人材」と書く場合は、IT業界の従事者を指す。ただし「技術者を提供する」事業者の「技術者」には、機械・電気の技術者を含む。
  • 定型的な案件・経験の浅い技術者: 定型的な案件は、手順の決まった作業が中心で、経験の浅い技術者でも担える案件である。未経験者でも担えるテスト、指示書に従うキッティング、Webのコーディング、デザインやロゴの制作などが当たる。クラウドソーシング各社が開示する記事作成・データ入力など、手順の決まった低単価の仕事も同じ種類の仕事として扱う(取引の場はSESと異なり、IT以外の職種を含む)。経験の浅い技術者は、IT業界の従事者のうち、実務経験がないか、ほとんどない人である。いずれもforva調べに基づく言い方で、統計の区分ではない。
  • forva調べ: forvaの調査取材。上場企業から従業員の少ない事業者まで、営業の場で聞いた話を主とし、Xの投稿やWeb記事に表れた業界関係者の声で補った。
  • 需要: 本号の地の文では「需要」という語を使わず、ITサービス事業者の売上高(事業者どうしの取引を含み、発注者の支出そのものではない)と、ITサービス事業者が必要とする技術者の人数・人月や新たに採用する人数を分けて書く。各社の説明を引く場合は、その会社の言葉として「」で引く。
  • 仕事量(試算): 情報サービス業の売上高の前年同期比から価格の上昇分を除いた値で、forvaが「(1+売上高の伸び)÷(1+価格の伸び)−1」で計算した。価格の伸びは、日本銀行「企業向けサービス価格指数」の類別「情報サービス」の指数の四半期平均の前年同期比である。価格指数は、技術者の経験年数や職種などを固定して価格を調べている。そのため、単価の高い業務や経験のある技術者への仕事の移り変わりは、価格ではなく仕事量の伸びに含まれる。売上高は情報サービス業の事業活動全体の売上、価格指数は代表的な取引を選んで価格を調べたものであり、両者の対象は完全には一致しない。
  • 求人数・求職者の申込件数・就職件数(統計上の名前は新規求人数・新規求職申込件数・就職件数): 厚生労働省「一般職業紹介状況」の職業中分類「情報処理・通信技術者」について、ハローワークがその期間に新たに受け付けた求人の数(新規求人数)、その職業を希望する求職者がその期間に新たに出した求職の申込みの件数(新規求職申込件数)、その期間にハローワークの紹介で決まった就職の件数(就職件数)である。本号は、ハローワークの数字については、この職業中分類をIT技術者と呼び、新規求人数を「求人数」、新規求職申込件数を「求職者の申込件数」と呼ぶ。求職者の申込件数は申込みの件数であり、職を探し始めた時期や、重複のない人数を測ったものではない。本号はいずれも常用(パート除く)の季節調整なしの原数値を用いる。常用は雇用期間の定めがないか4か月以上の雇用を指し、正社員に限らない。これらの件数は、民間の転職サービスを通じた採用や企業の直接採用を含まない。職業中分類「情報処理・通信技術者」は、SES事業者に所属する技術者のほか、発注者側の企業の情報システム部門の要員なども含む。
  • 有効求人数・有効求職者数: 前月から繰り越された分を含む求人数と求職者数である。その月に新たに受け付けた求人数・求職者の申込件数より、月々の振れが小さい。ハローワークのIT技術者について、2026年1-8月の有効求人数と有効求職者数の合計を2024年同期と比べると、有効求人数は▲3.7%、有効求職者数は+6.2%である。
  • 就職率・充足率: 就職率は就職件数を求職者の申込件数(新規求職申込件数)で割った値、充足率は就職件数を求人数(新規求人数)で割った値で、いずれも厚生労働省「一般職業紹介状況」の用語の解説にある定義である(充足率は全国計の定義)。どちらも同じ期間の件数どうしの比である。分子の就職件数には、前月以前に申し込んだ人の就職も含まれ、同じ人や同じ求人を追跡した割合ではない。そのため就職率は、申し込んだ人のうち就職できた人の割合そのものではない。確定した年(2023〜2025年)は年間の合計どうし、2026年は1-8月の合計どうしの比である。月の値と、附録Cの参考指標の2か月の値も、その期間の合計どうしの比である。本号は2022年以前の値を用いていない。
  • 紹介件数・紹介100件あたりの就職件数: 紹介件数は、ハローワークが求職者を求人に紹介した件数である(厚生労働省「一般職業紹介状況」参考統計表8-1の職業別・常用(パート除く)の値で、人数ではなく件数である)。紹介100件あたりの就職件数は、同じ期間の就職件数を紹介件数で割って100を掛けた値である。分子の就職件数には前月以前の紹介による就職も含まれ、同じ人や同じ求人を追跡した割合ではない。求職者が採用を辞退した場合も、就職に結びつかなかった紹介に含まれる。
  • 所定内給与(本系列・共通事業所): 厚生労働省「毎月勤労統計調査」の、残業代と賞与を含まない基本給等で、事業所に雇われている常用労働者の平均である。本系列は毎月公表される通常の値で、調査対象の事業所の一部が毎年1月に入れ替わる。共通事業所は、前年同月と当月の両方で調査の対象になった同じ事業所どうしで比べた値である(厚生労働省が参考値として公表)。共通事業所の値は、調査対象の部分入替えなどによる断層を含まないが、各事業所の中で労働者の構成が変わった影響(採用・退職による年齢や職種の構成の変化)は含みうる。
  • 現金給与総額: 毎月勤労統計の用語で、所定内給与に残業代等と賞与等を加えたものである。本号は月々の振れが小さい所定内給与を主に用いる。
  • 情報通信業・情報サービス業: 情報通信業は、情報サービス業(ソフトウェア業・情報処理サービス業等)のほか、通信業・放送業・インターネット附随サービス業・映像等の制作業を含む。技術者を提供する事業者の多くは情報サービス業に含まれる。
  • 事業従事者数: 総務省「サービス産業動態統計調査」の調査項目で、当該事業所・企業等で実際に働いている人の数である。他社へ出向・派遣している人を含まず、他社から受け入れている出向・派遣者を含む。技術者以外の職種も含む。
  • 企業向けサービス価格指数: 日本銀行が企業間で取引されるサービスの価格を調べた指数である。本号は類別「情報サービス」の指数を、第1章の仕事量の試算に用いる。
  • 売上総利益率・営業利益率: 売上総利益率は、売上高から売上原価(技術者の人件費や外注費を含む)を引いた売上総利益の売上高に対する比率である。営業利益率は、売上総利益から販売費及び一般管理費を引いた営業利益の比率である。売上総利益率の上昇には、販売価格の引上げのほか、買収、事業構成の変化、不採算案件の減少も含まれる。
  • 案件倍率: ギークスが公表する「案件数÷案件を探すフリーランス数」で、同社サービスの案件と、同社サービスで案件を探すフリーランス技術者について集計した値である。案件数が一定でも、案件を探す技術者が増えれば下がる。
  • 日銀短観の業況判断DI: 業況が「良い」と回答した企業の割合から「悪い」と回答した企業の割合を引いた値である。
  • 日銀短観の企業規模: 資本金で分け、大企業は10億円以上、中堅企業は1億円以上10億円未満、中小企業は2千万円以上1億円未満である。資本金2千万円未満の企業は調査の対象に入らない。本文の「中堅企業」「中小企業」はこの区分を指す。
  • 従業員の少ない事業者: 統計の区分を示さずに、従業員の少ない事業者一般を指すときの呼び方である。数字は統計ごとの区分で示す。第4章の東京商工リサーチの倒産集計は従業員規模別の区分(5人未満・5〜10人未満・10〜20人未満・20〜50人未満)である。第5章と附録BのJISAの集計は従業員200人以下の会員企業(原典の区分は小企業。本号は小規模と呼ぶ。会員企業の従業員数の平均は106人)である。なお、第9章と附録Bの短観の「中小企業」は資本金による区分(前項)で、従業員数による区分ではない。
  • 日銀短観の雇用人員判断DI: 「過剰」と回答した企業の割合から「不足」と回答した企業の割合を引いた値である。負の値が大きいほど人手の不足感が強く、値の上昇(負の幅の縮小)は不足感の緩和を意味する。短観の「情報サービス」には大手システムインテグレータも含まれ、下請けのSES事業者の実感とはずれうる。
  • 定点観測データ・スポットデータ: 定点観測データは、定期的に公表され、同じ定義で次号以降も公表が見込めるデータである。スポットデータは、その時点で公表されていたが次号以降も同じ定義で公表されるか分からないデータ、または数年おきの構造統計などである。本号は、スポットデータを使う記述には時点を添え、判定ラインには定点観測データだけを用いる。データの区分は毎号見直す。
  • 判定ライン・参考指標: 判定ラインは、本号の見立てを次号以降の公表値で点検するために本号で定めた数値の基準である(第11章)。参考指標は、判定ラインと同じ方向を示すかの確認に用い、判定の結果には数えない指標である(附録C)。

上場各社の選定と、判定に数えない会社の値

選定の基準: 技術者を提供する側(供給側)として、国内で技術者を提供する事業(SES・受託開発、ITと機械・電気の技術者派遣、フリーランス仲介、ITコンサルティング)が連結売上高の過半を占め、2026年10月9日までに2026年の四半期の決算を公表している上場会社を選んだ。対象はこの基準で選んだ会社で、市場全体を代表するものではない。各社の業態は主たる事業で分類した。基準に近い会社の当てはめは次のとおりである。ギークスは国内IT人材の事業の売上高(4,144百万円)が連結(6,969百万円)の過半で、残りの多くは豪州の人材派遣である。オープンアップグループの2026年6月期の売上高は、機電領域66,731百万円、IT領域40,901百万円、建設領域57,599百万円で、機電とITの合計が連結の過半を占める。メイテックグループホールディングスとアルトナーは機械・電気の技術者の派遣が中心である。エスユーエスは売上高の大半が技術者派遣で、技術者派遣とみることもできるが、本号は受託・SESに分類した(分類はforvaの判断である)。ランサーズとクラウドワークスはフリーランス仲介(クラウドソーシング)の事業が売上高の大半を占めるが、IT以外の職種(デザイン・ライティング・事務など)の仲介を含み、職種別の売上高は開示されていない。本号はフリーランス仲介を職種を問わず基準に含めた。ベイカレントはコンサルティングの単一の事業で、ITと戦略・業務のコンサルティングを分けた売上高は開示されていないため、ITコンサルティングが過半かは開示の値で確かめられない。本号は同社を含めた。大手システムインテグレータ(TIS・日鉄ソリューションズ・BIPROGY・野村総合研究所)も受託開発を営み基準に当てはまるが、本号はこの4社を外部から技術者を調達する側として比べるために別に置き、供給側の集計に含めない(どの会社をこの側に置くかはforvaの判断である)。上場各社は業界の中で規模の大きい会社であり、数多い非上場のSES事業者を代表するものではない。

図表 15技術者を提供する上場各社の直近四半期(3か月)
会社売上高(億円)前年同期比売上総利益率の差営業利益の前年同期比営業利益率の差
受託・SES
ハイマックス(4299)51.2+15.0%+0.7▲1.2%▲0.8
エスユーエス(6554)40.6+11.8%+1.1+84.0%+2.8
SIGグループ(4386)27.2+4.4%+2.5+61.9%+2.9
IC(4769)25.3▲2.0%+0.3+10.9%+0.4
SHIFT(3697)438.1+29.9%▲2.6+16.5%▲1.2
システナ(2317)238.0+5.5%+1.3+9.0%+0.5
クレスコ(4674)166.8+10.6%+0.4+13.3%+0.2
TDCソフト(4687)118.1+4.0%▲0.6▲4.3%▲0.9
コムチュア(3844)95.5+6.7%▲0.8▲13.8%▲1.9
DTS(9682)310.2▲5.7%+0.6▲11.1%▲0.7
技術者派遣
オープンアップグループ(2154)422.1+2.6%+0.4▲9.6%▲1.0
メイテックグループホールディングス(9744)346.0+1.5%+1.2+9.1%+1.1
アルトナー(2163)32.4+7.0%+0.5+3.3%▲0.7
フリーランス仲介
ギークス(7060)69.7+9.3%+0.1+11.2%0.0
TWOSTONE&Sons(7352)52.2+16.1%+4.3▲4.1%▲0.3
ランサーズ(4484)13.7+15.5%▲6.2+272.1%+2.3
クラウドワークス(3900)52.6▲9.0%▲1.4▲90.1%▲7.2
コンサルティング
ベイカレント(6532)445.8+29.9%+2.4+18.6%▲3.1
(注)期間は2026年4-6月の3か月(SHIFT・ベイカレント・TWOSTONE&Sonsは2026年3-5月、アルトナーは2026年5-7月)。次の判定の対象期間は、SHIFT・ベイカレント・TWOSTONE&Sonsが2026年6-8月、アルトナーが2026年8-10月、その他の会社が2026年7-9月である(附録C)。売上高・営業利益は連結(アルトナーは単体)。ハイマックス・SHIFT・クレスコ・コムチュア・ランサーズは、当期または前期の途中から新たに連結した会社を含み、コムチュアは当期から収益の認識の方法を一部変更した。3か月の値の求め方、連結の範囲の注意、業態別の社数、事業別の値、大手システムインテグレータと採用・人材サービスの各社の参考値は本附録の各表。差は前年同期との差で、単位はポイント。各社の補足は表の下に、各社の決算短信・決算説明資料の要旨を記した。
(資料)各社の決算短信・決算説明資料(附録D参照)。

各社の補足

  • ハイマックス: 外注先の単価と人件費の上昇(▲139百万円)が、増収と売価の改善(+173百万円)の大半を相殺
  • エスユーエス: 派遣単価は第3四半期累計で前年同期比+4.2%
  • SIGグループ: 発注者から直接受ける取引(一次請け)の拡大と単価の改善、子会社の外注費の削減
  • IC: ソフトウェア開発の売上高が前年同期比▲5.5%、システム運用は+2.8%
  • SHIFT: 稼働率の低下(第3四半期90.1%、前年同期差▲2.5ポイント)で売上総利益率が低下
  • システナ: 発注者が生成AIの試行から本格導入へ移るのに伴うIT投資を取り込み、利益率の高い領域に技術者を集中
  • クレスコ: ITサービス事業の伸び、生成AIを使うシステムへの投資についての発注者からの引き合い、新たに連結した会社の寄与で増収
  • TDCソフト: 増収による売上総利益の増加を、AI人材の育成や自社サービスへの投資による販管費の増加が上回った
  • コムチュア: 昇給・社員数の増加による労務費と、新しい基幹システムの費用の増加で減益
  • DTS: 前年同期に大型案件が集中した反動で減収。研究開発費と人材投資の増加で減益
  • オープンアップグループ: 機電領域は買収した会社を含む
  • メイテックグループホールディングス: 増収は技術者の対価の上昇による。稼働人員と稼働時間は減少。メイテックとメイテックフィルダーズのエンジニア社員数(6月末)は前年同期比▲1.5%(新卒の採用が目標に届かなかったことを含む)
  • アルトナー: 単体の値。技術者数と稼働人員の増加、技術者単価の上昇(中間期+3.8%)で増収
  • ギークス: 連結売上高の約4割は豪州の人材派遣。国内IT人材の売上高は前年同期比+2.7%
  • TWOSTONE&Sons: 正社員エンジニア・コンサル人材・幹部人材の採用投資を続け、販管費が前年同期より440百万円増えた。売上総利益は前年同期比+33.1%で、営業利益は前年並み(会社の説明)。売上総利益率の上昇は事業構成の変化を含む
  • ランサーズ: マッチング事業では、AIの影響で発注者が外に出す業務が減った面があったが、AI関連の案件の獲得などで増益
  • クラウドワークス: プラットフォーム事業がAIの影響を受けたことと、エンジニアの仲介の伸び悩みで減収
  • ベイカレント: 案件数の増加でコンサルタント一人当たり売上が伸びた。採用・育成投資で販管費は前年同期比+65.0%
図表 16候補としたが供給側の集計に含めなかった会社
会社含めなかった理由
NTTデータグループ2025年9月に上場廃止(親会社による公開買付けと株式併合)
富士ソフト2025年5月に上場廃止(公開買付けと株式併合)
アウトソーシング2024年6月に上場廃止(投資ファンドの出資会社による経営陣参加型の買収)
テクノプロ・ホールディングス2025年12月に上場廃止(公開買付けと株式併合)
SCSK2026年3月に上場廃止(住友商事による完全子会社化)
ワールドホールディングス技術者の派遣・請負を営むが、連結には製造系の人材派遣・請負や不動産事業などを含む。プロダクツHR事業(製造・技術・研究開発の派遣と請負)の売上高(347.4億円)は連結(719.5億円)の半分に満たず、同事業の在籍者は製造の人材が多いため、採用・人材サービスの参考とした
パーソルホールディングス技術者の提供(Technology SBU)を営むが、その売上収益(289.0億円)は連結(4,240.2億円)の1割に満たず、事務系の人材派遣と海外の事業が大半を占めるため、採用・人材サービスの参考とした
(注)上場廃止の時期は各社の適時開示による。ワールドホールディングスとパーソルホールディングスの値は2026年4-6月の3か月。上場廃止後も自社のウェブサイトで業績を公表している会社があるが、決算短信と同じ形の開示ではないため、本号は用いていない。
(資料)各社の適時開示、東京証券取引所の公表資料より作成(附録D)。

3か月の値の求め方: 累計期間で開示する社については、当年・前年のそれぞれについて、対象の四半期までの累計から直前の四半期までの累計を引いて3か月の値を求め(forvaによる計算)、その3か月の値どうしを比べた。前年同期比は、3か月の値を求めた社では計算値、四半期の値を記載している社では会社の記載値を用いた。利益率の差は、小数第1位に丸めた利益率どうしの差である。売上高・営業利益は連結(国際会計基準の社は売上収益と営業利益)。

図表 17事業別の値と参考の各社の直近四半期(判定には用いない)
会社売上高(億円)前年同期比売上総利益率の差営業利益の前年同期比営業利益率の差
各社の事業別の値
オープンアップグループ うちIT領域102.1▲2.3%—+17.4%+1.7
アルトナー 連結35.7————
TWOSTONE&Sons うちエンジニアプラットフォーム44.6+10.8%—+86.3%+3.8
パーソルホールディングス うちTechnology SBU289.0+7.6%—+49.6%+0.2
技術者を外部から調達する側(大手システムインテグレータ)
TIS(3626)1,501.1+7.0%+0.1+12.2%+0.5
日鉄ソリューションズ(2327)936.6+13.3%+1.1+8.8%▲0.4
BIPROGY(8056)914.6▲5.6%+2.1▲20.4%▲1.3
野村総合研究所(4307)2,104.6+7.5%+0.8+12.0%+0.8
採用・人材サービスの参考
ワールドホールディングス(2429)719.5+5.4%▲0.7▲4.5%▲0.3
ワールドホールディングス うちプロダクツHR事業347.4+14.8%—▲10.6%▲0.7
パーソルホールディングス(2181)4,240.2+13.5%▲1.2+22.6%+0.4
ビジョナル(4194)261.4+22.7%▲1.9+25.1%+0.4
ジェイ エイ シー リクルートメント(2124)122.7+7.2%+1.0▲3.9%▲2.6
リクルートホールディングス(6098)10,453.5+18.9%+2.2+66.1%+6.9
(注)期間は図表 15と同じ(ビジョナルは2026年5-7月)。事業別の行はセグメントの値で、売上総利益率は開示されていない。オープンアップグループのIT領域とTWOSTONE&Sonsのエンジニアプラットフォームの利益はセグメント利益(全社費用の配分前)、パーソルホールディングスのTechnology SBUの利益は、同社の説明資料にある事業別の営業利益である。ワールドホールディングスのプロダクツHR事業の利益はセグメント利益で、在籍者は製造系の派遣・請負が中心である。アルトナーの連結は、前年の途中から連結財務諸表を作り始めたため、前年同期の値がない。パーソルホールディングスの増収には前年度に買収した会社と為替の効果を含む。ワールドホールディングスの連結は製造系の人材派遣・請負や不動産事業などを含み、ビジョナル・ジェイ エイ シー リクルートメント・リクルートホールディングスはIT人材に限らない採用・人材サービスの事業を営む。リクルートホールディングスの売上高は米国の事業が中心である。
(資料)各社の決算短信・決算説明資料(附録D参照)。

各社の補足

  • オープンアップグループ うちIT領域: 減収・増益
  • アルトナー 連結: 前年の途中から連結財務諸表を作り始めたため、前年同期の値がない。社数の集計には単体の行を用いる
  • TWOSTONE&Sons うちエンジニアプラットフォーム: セグメント利益(全社費用の配分前)
  • パーソルホールディングス うちTechnology SBU: IT・DXソリューションとエンジニアリングの社員数の増加で増収。技術者の受託・派遣の事業だが、会社全体が選定の基準を満たさない
  • TIS: 社員の報酬への投資を前年同期より10億円増やした
  • 日鉄ソリューションズ: 前年度に連結したインフォコムを含む(除くと売上収益+5.5%、売上総利益率は前年差▲0.3ポイント)
  • BIPROGY: 製品販売(ハードウェア・ソフトウェア)の減少で減収。サービスの売上総利益率は上昇
  • 野村総合研究所: 金融ITとIT基盤を中心に案件が増加。AIを使う開発などによる生産性の向上も増益に寄与(会社の説明)
  • ワールドホールディングス: 不動産事業の引渡しが下期に集中するため連結は減益(会社の説明)。連結は製造系の人材派遣・請負や不動産事業などを含み、選定の基準を満たさない
  • ワールドホールディングス うちプロダクツHR事業: 在籍数は前年同期比+14.5%(製造系の派遣・請負が中心)
  • パーソルホールディングス: 前年度に買収した会社の寄与と為替(豪ドル)で増収
  • ビジョナル: ビズリーチの第4四半期の売上高は、5月の連休の暦の影響で計画をわずかに下回った
  • ジェイ エイ シー リクルートメント: 第2四半期は中東情勢などで売上高の伸びが鈍化。IT・コンサルティング・金融の領域の紹介は好調
  • リクルートホールディングス: HRテクノロジー事業の収益化の進展と効率化、円安(1米ドル159.38円、前年144.48円)
図表 18業態別にみた技術者を提供する上場各社の直近四半期(3か月)
業態社数増収売上総利益率の上昇営業増益営業減益
受託・SES10社8社7社6社4社
技術者派遣3社3社3社2社1社
フリーランス仲介4社3社2社2社2社
コンサルティング1社1社1社1社0社
(注)社数は各社の連結の値で数えた(アルトナーは単体の値)。業態の区分はforvaによる整理で、各社が複数の事業を営む場合は主たる事業で分類した。期間と計算の方法は図表 15と同じ。この表は各社の業績予想でも個別銘柄の評価でもない。
(資料)各社の決算短信・決算説明資料(附録D参照)。forvaによる整理。

技術者を提供する上場各社を業態別に数えると図表 18のとおりだが、業態ごとの社数は少なく、事業の構成も各社で異なる。技術者派遣のオープンアップグループは連結で減益だが、IT領域のセグメント利益は前年同期比+17.4%と増えた。この表からは、業態によって利益の向きが分かれたかは判断できない。減益の会社には、ハイマックスのように外注先の単価と人件費の上昇に投資が重なった会社があり、増益の会社には、単価の改善や外注費の削減を説明した会社がある。

上場SaaS企業の選定

選定の基準: 第6章の対象は、次の3つをすべて満たす会社である。(1) 2026年9月30日時点で東京証券取引所のグロース市場に上場しているか、マザーズに上場した後にプライム市場・スタンダード市場(2022年4月の市場再編の前の市場第一部・第二部を含む)へ移った会社。日本取引所グループの上場会社一覧・新市場区分の選択結果・市場変更の一覧と、各社の有価証券報告書の沿革で確かめた。(2) 自社のソフトウェアをサブスクリプションまたはライセンスで提供する事業が中心で、継続課金の売上(会社によりストック売上・リカーリング売上などと呼ぶ)が売上高の5割以上の会社。比率は会社の開示による。比率を開示しない会社は、ARRまたは継続課金の売上の金額を売上高で割った値、継続課金にあたる事業の売上高の比率、または有価証券報告書の収益の分解で期間にわたって認識する売上の比率で判定し、いずれも開示がない会社は対象としなかった。比率は直近の通期の値を使い、通期の値がない会社は直近の四半期か半期の値を使った。(3) 直近の通期の売上高が50億円以上の会社。対象は年1回見直す。

図表 19第6章の対象の上場SaaS企業
会社(コード)市場直近通期の売上高(百万円)継続課金の比率直近四半期の売上高の前年同期比直近四半期の営業利益率
ラクス※(3923)プライム60,28692.6%+0.9%33.5%
Sansan(4443)プライム53,76193.0%+20.1%15.4%
マネーフォワード※(3994)プライム50,35071.0%+24.2%▲2.6%
フリー(4478)グロース42,441102.7%+23.1%4.0%
サイボウズ※(4776)プライム37,43092.1%+15.3%28.0%
セーフィー(4375)グロース19,02972.5%+18.3%0.0%
インフォマート※(2492)プライム18,81793.1%+8.3%21.5%
プラスアルファ・コンサルティング(4071)プライム17,08489.5%+8.5%35.9%
弁護士ドットコム※(6027)プライム16,28889.6%+27.3%14.4%
プレイド※(4165)グロース13,39682.3%+26.3%5.6%
スマレジ(4431)グロース13,34575.6%+19.7%28.5%
ソラコム※(147A)グロース12,42374.8%+52.1%6.4%
オプティム※(3694)プライム11,73160.1%+58.2%11.2%
HENNGE(4475)グロース10,92494.4%+16.0%18.0%
kubell(4448)グロース9,52995.0%+17.1%10.3%
サイバートラスト(4498)グロース8,36067.3%+12.0%19.1%
ネオジャパン(3921)プライム8,23087.8%+8.7%30.9%
うるる※(3979)グロース7,75177.6%+14.1%12.0%
ヒューマンテクノロジーズ(5621)グロース7,49688.5%+13.3%19.4%
ユーソナー※(431A)グロース7,19180.0%+12.1%20.7%
アドバンスト・メディア※(3773)グロース7,06380.0%+39.9%13.6%
ヤプリ※(4168)グロース6,05680.1%+12.5%15.2%
ドリーム・アーツ(4811)グロース5,65490.6%+10.2%14.4%
カナミックネットワーク(3939)プライム5,50065.0%+10.1%33.8%
日本情報クリエイト(4054)グロース5,47279.0%+21.6%26.3%
勤次郎(4013)グロース5,37068.4%+8.5%26.0%
サイバーセキュリティクラウド(4493)グロース5,08490.0%+11.8%18.7%
(注)直近四半期は2026年4-6月(Sansan・マネーフォワードは3-5月、スマレジ・ネオジャパンは5-7月)。Sansanが2026年10月9日に公表した6-8月期は、他社と四半期をそろえるため用いていない。売上高の前年同期比と営業利益率は各社の公表値から計算した値で、値上げの効果を含む。※を付けた会社は、直近四半期の前年同期比か営業利益率に、買収・事業譲渡・連結範囲の変更・会計基準や計上方法の変更・事業構成の変化の影響を含む(ラクスはIT人材事業の譲渡、オプティムは農産物の販売、アドバンスト・メディアは買収と国際会計基準への移行、ソラコム・プレイド・弁護士ドットコムなどは子会社の連結による)。継続課金の比率は会社ごとに定義が異なる(100%を超える会社は、ARRを売上高で割った値)。売上高の基準を満たすが、継続課金の比率を開示していないか5割に満たないため対象としなかった会社に、Appier Group・PKSHA Technology・ユーザーローカル・ソースネクストなどがある。
(資料)各社の決算短信・決算説明資料・有価証券報告書、日本取引所グループの資料より作成。

参照した統計の対象範囲

図表 20参照した統計の対象範囲
統計・資料対象・母集団公表頻度本号で用いた最新時点データの群掲載の形
厚生労働省「一般職業紹介状況」(長期時系列表・参考統計表)職業中分類「情報処理・通信技術者」のハローワーク取扱分月次2026年8月定点観測グラフ・表
厚生労働省「毎月勤労統計調査」(本系列・共通事業所)情報通信業と調査産業計の事業所(規模5人以上)月次2026年8月分(速報。共通事業所は7月分の確報)定点観測グラフ・表
総務省「サービス産業動態統計調査」情報サービス業を含むサービス産業の事業所・企業(標本調査)月次・四半期2026年7月分定点観測グラフ・表
財務省「法人企業統計調査」情報通信業の法人(資本金規模別・標本調査。四半期別調査は資本金1千万円以上)四半期・年次2026年4-6月期/2025年度定点観測表・附録Bでの数値の引用
国税庁「会社標本調査」内国普通法人(資本金階級別・標本調査)年次令和6年度分定点観測(年次)本文での数値の引用
厚生労働省「職業紹介事業報告書の集計結果」有料職業紹介事業者が報告する職業別の常用就職件数と手数料(職業分類「情報処理・通信技術者」)年度2024年度(速報)定点観測(年度)グラフ(第5章)
日本銀行「企業向けサービス価格指数」企業間で取引されるサービスの価格(類別・品目別)月次2026年8月分(速報)定点観測グラフ(第1章)・本文での数値の引用
日本銀行「短観」雇用人員判断DI情報サービス業の全規模合計四半期2026年9月調査定点観測第11章・附録Cでの数値の引用
日本銀行「短観」業況判断DI・年度計画情報サービス業の大企業・中堅企業・中小企業(資本金2千万円以上)四半期2026年9月調査定点観測グラフ(第9章)・本文での数値の引用
上場各社の決算短信・決算説明資料・月次開示技術者を提供する上場18社(一部は他事業を含む連結)、大手システムインテグレータ4社、採用・人材サービスの参考5社四半期・月次2026年4-6月(決算期の異なる社は、各社の四半期のうち2026年4-6月と重なる月が最も多いもの)/オープンアップグループの月次は2026年8月度定点観測表・本文での数値の引用
上場SaaS企業の決算短信・決算説明資料・有価証券報告書第6章の対象の上場SaaS企業27社(図表 19)四半期・年次2026年4-6月(決算期の異なる社は図表 19の注)定点観測(解約率と生成AIに関する記述はスポット)グラフ・表
ギークス「案件倍率レポート」同社サービスの案件と、同社サービスで案件を探すフリーランス技術者四半期2026年4-6月定点観測(案件倍率)/スポット(案件数・AI関連の案件の分析)補助グラフ・表
上場各社の業績予想の修正に関する開示(TWOSTONE&Sons・メイテックグループホールディングス)2社の業績予想と修正の理由不定期2026年10月6日公表分スポット本文での記述の引用
JISA「情報サービス産業基本統計調査」詳細編は売上高上位5社を除く295社(従業員200人以下は93社)年次2024年度決算実績(2025年版)定点観測(年次)表での数値の引用
JISA「賃金改定・採用計画アンケート」正会員456社のうち80社回答年次2026年4月入社実績・2027年4月計画定点観測(年次)本文での数値の引用
リクルートワークス研究所「ワークス大卒求人倍率調査」民間企業の大卒求人と就職希望者年次2027年3月卒定点観測(規模別・業種別の求人倍率は2026年3月卒で公表が終わったためスポット)表での数値の引用
マイナビ「企業新卒採用予定調査」「大学生就職意識調査」回答した企業・大学生年次2027年卒定点観測本文での数値の引用
Indeed Hiring Lab米国のIndeedの求人不定期2026年1-3月スポット本文での数値の引用
Challenger, Gray & Christmas 人員削減の発表の集計米国の雇用主が発表した人員削減の計画月次2025年(年間)定点観測本文での数値の引用
東京商工リサーチ 倒産集計情報サービス業の企業倒産(従業員規模別。本号は従業員50人未満の区分を引用、同社集計基準)半期・年次2026年上半期スポット本文での数値の引用
レバテック「IT人材の正社員転職市場動向」「ITフリーランス市場動向」同社サービスのIT人材不定期2026年6月時点スポット本文での数値の引用
上場各社の決算説明資料・決算補足資料・有価証券報告書(生成AIに関する開示)各社四半期・年次2026年10月9日までに公表された直近の資料(主に2026年4月〜8月)スポット本文での数値の引用
(注)「対象・母集団」は各原典の記載に基づく。「データの群」は本号時点の区分で、公表が続いているか・定義が変わっていないかを毎号確かめて見直す。「掲載の形」は各出典の利用条件による。政府統計(政府標準利用規約2.0)と企業の開示資料は、自作のグラフと数値の再掲が可能であり、本号がグラフにしたのは原則としてこれらと日本銀行の統計に限った(ギークスの案件倍率のみ、出典を明記した少数の数値による補助グラフとした)。日本銀行の統計は出典を明記して用いた。東京商工リサーチの集計は出典を明示した引用に限られるため、本文での数値の引用にとどめた。JISAと民間各社のデータも出典を明記した数値の引用であり、表に掲げる場合も原資料の図表の転載ではない。
(資料)附録Dの出典一覧より作成。

系列の不連続は次の2点である。第1に、2025年1月に総務省「サービス産業動向調査」と経済産業省「特定サービス産業動態統計調査」が統合され、総務省「サービス産業動態統計調査」が始まった。本号が用いるのは統合後の系列であり、統合時の母集団情報の変更と標本交替の影響は図表 1の注と附録Bに記した。情報サービス業の売上高が前年を上回り続けた月数について、本号は前年同月比の符号の連続性に限り、統合前の総務省「サービス産業動向調査」まで遡って確かめた。第2に、毎月勤労統計の本系列は例年1月に調査対象の事業所の一部を入れ替えており、前年同月比にはその影響が含まれうる。

附録B 統計によって結果が変わる数字と、規模別の数字

附録Bでは、統計によって結果が変わる数字と規模別の数字、本文で参考として引いた米国の数字をまとめる。賃金の伸びと事業所で働く人数は、使う統計によって大きさが変わる。規模別の数字は、倒産の集計(従業員5人未満)とは対象が異なる参考である。

賃金の伸び:本系列と共通事業所

図表 21所定内給与の前年同月比の平均(本系列と共通事業所)
系列期間情報通信業調査産業計差(情報通信業−調査産業計)
本系列2025年(12か月)3.9%1.9%1.9ポイント
本系列2026年1-6月5.0%3.3%1.7ポイント
本系列2026年7月5.6%3.8%1.8ポイント
共通事業所2025年(12か月)3.0%2.3%0.7ポイント
共通事業所2026年1-6月3.5%2.8%0.7ポイント
共通事業所2026年7月3.0%3.1%▲0.1ポイント
(注)事業所規模5人以上・就業形態計。各月分の確報値(2026年7月分は2026年9月28日公表の確報)の単純平均。2026年8月分は速報で、共通事業所の値がまだ公表されていないため、この表には含めない。差は月ごとの差の平均で、平均どうしの差とは丸めの関係で0.1ポイントずれることがある。共通事業所は前年同月と当月の両方で調査の対象になった事業所の値で、調査対象の部分入替えなどによる断層を含まないが、各事業所の中で労働者の構成が変わった影響は含みうる。標本は本系列より小さく、厚生労働省は参考値としている。期間平均と差はforvaによる計算。
(資料)厚生労働省「毎月勤労統計調査」各月分確報、同(参考)共通事業所データより作成。

情報通信業の常用労働者の平均所定内給与の伸びは、本系列では2025年平均の3.9%から2026年1-6月平均の5.0%へ高まった。同じ事業所どうしで比べる共通事業所では、3.0%から3.5%への高まりにとどまる(図表 22)。情報通信業の伸びから調査産業計の伸びを引いた差(全産業への上乗せ幅)は、就業形態計では本系列でも共通事業所でも広がっていない。就業形態計の両方の系列と矛盾しない読みは、情報通信業の賃金だけが加速したのではなく、全産業の賃上げに2025年と同じ程度の上乗せが続いている、というものである。2026年7月の共通事業所の差は▲0.1ポイントだが、1か月の値であり、方向が変わったとは言えない。

一般労働者(パートタイム労働者を除く)に限ると、差は本系列で0.7ポイントから1.2ポイントへ広がり、共通事業所では0.4ポイントから0.5ポイントでほとんど変わらず、系列によって結果が異なる。本系列と共通事業所の差が、調査対象の部分入替え、労働者数の推計基準の更新などのどれによるかは、公表資料では分けられない。共通事業所は標本が小さく、どちらが正しいとも言えない。いずれの系列も情報通信業の常用労働者(通信・放送等の事業所や、技術者以外の職種を含む)の平均であり、IT技術者に限った賃金ではない。これらの統計で賃金の上昇は確認できるが、IT技術者を採用する企業が技術者を求める度合いや、技術者の交渉力の変化は識別できない。業界団体の調査では、JISA会員企業の賃上げ率は2025年度調査の4.66%、2026年度調査の4.22%である(回答企業の賃上げ率の単純平均で、毎月勤労統計とは対象も指標も異なる)。

図表 22

所定内給与の前年同月比(情報通信業と調査産業計・本系列と共通事業所)

厚生労働省「毎月勤労統計調査」所定内給与の前年同月比(事業所規模5人以上・就業形態計)/実線=情報通信業、破線=調査産業計。赤=本系列、青=共通事業所・単位:%

情報通信業(本系列)情報通信業(共通事業所)調査産業計(本系列)調査産業計(共通事業所)
(注)情報通信業の所定内給与の前年同月比の平均は、本系列で2025年3.9%、2026年1-6月5.0%、共通事業所で2025年3.0%、2026年1-6月3.5%である。 情報通信業の前年同月比から調査産業計の前年同月比を引いた差の平均は、本系列で1.9ポイントから1.7ポイント、共通事業所で0.7ポイントから0.7ポイントで、就業形態計ではどちらも広がっていない(差は月ごとの差の平均で、平均どうしの差とは丸めの関係で一致しないことがある)。 共通事業所の値は、前年同月と当月の両方で集計の対象になった事業所の値で、調査対象の部分入替えなどによる断層を含まないが、各事業所の中で労働者の構成が変わった影響は含みうる。標本は本系列より小さく、厚生労働省は参考値としている。情報通信業は通信・放送等を含む。(資料)厚生労働省「毎月勤労統計調査」各月分確報、同(参考)共通事業所データより作成(差と期間平均はforvaによる計算)
図表 22 所定内給与の前年同月比(情報通信業と調査産業計・本系列と共通事業所)(データ)
25/12345678910111226/1234567
情報通信業(本系列)3.74.63.73.93.15.42.54.14.53.83.23.83.64.65.85.35.65.05.6
情報通信業(共通事業所)3.13.32.73.12.62.42.03.73.53.32.73.12.83.63.73.33.93.63.0
調査産業計(本系列)2.11.31.42.12.02.02.01.92.02.41.92.13.03.43.43.33.03.53.8
調査産業計(共通事業所)2.71.92.02.52.42.42.32.42.22.22.02.32.73.02.92.72.73.03.1

事業所で働く人数

2026年の情報サービス業・情報通信業で働く人の数は、いずれの統計でも前年を上回ったが、伸びの大きさは統計によって大きく異なる。事業従事者数(総務省の動態統計・情報サービス業)は2026年1-7月の前年同月比が+1.7%〜+3.6%、常用労働者数(厚生労働省の毎月勤労統計・情報通信業)は2026年1-8月(8月分は速報)の前年同月比が+0.5%〜+1.8%、従業員数(財務省の法人企業統計・情報通信業)は2026年1-3月期+9.9%、4-6月期+1.3%である。動態統計の事業従事者数は、他社から受け入れた派遣・出向者と非技術職を含み、2025年1月の標本入替えの影響を受けている可能性がある。また、比較の基準となる2025年4月の値は、速報の1,455,200人から確報の1,429,700人へ▲1.75%改定されており(理由は公表されていない)、2026年4月の前年同月比はこの改定の影響を含む。3つの統計は、産業の範囲、人の数え方、標本がそれぞれ異なり、どれが正しいとは言えない。

一人当たり売上高

情報サービス業の売上高の伸びから事業従事者数の伸びを引いた値は、一人当たり売上高の伸びの近似として使われることがある。しかし、総務省「サービス産業動態統計調査」の売上高は事業活動別の集計(事業所・企業等が行う個々の事業活動ごとに産業を分類)、事業従事者数は事業所・企業等を単位とした集計(主要な事業活動で産業を分類)であり、分子と分母の集計の単位が異なる(同調査の利用上の注意)。このため両者の伸びの差は一人当たり売上高の近似として使えず、本号では一人当たり売上高の近似とそれを賃金と比べた値を示さない。

規模別の数字:法人企業統計

法人企業統計の四半期別調査は、資本金1千万円以上の営利法人等だけを対象とする(年次別調査は資本金の大きさを問わない)。全業種では、資本金1千万円以下の法人が全体(グループ通算制度を適用する法人を除く2,981,629社)の87.8%を占める。資本金がちょうど1千万円の法人は、この「1千万円以下」にも四半期別調査の対象にも入るため、四半期別調査の対象外となる1千万円未満の法人の割合は64.5%以上87.8%未満である。図表 23で用いる資本金区分のうち最も小さい区分は資本金1千万円以上1億円未満で、短観の中小企業(資本金2千万〜1億円未満)におおむね当たる。ただし、この区分には資本金がちょうど1千万円の小さな法人も含まれる。法人企業統計にはより細かい資本金区分もあるが、本号は情報通信業についてその内訳を確かめていない。また、国税庁の集計(令和6年度分。金融保険業を含む全業種)と法人企業統計の対象の範囲は完全には一致しない。

出所:国税庁「会社標本調査」令和6年度分、財務省「法人企業統計調査」

図表 23法人企業統計 情報通信業・資本金規模別(2026年4-6月期)
資本金の規模売上高経常利益経常利益率(前年差)人件費÷売上高(前年差)
全規模▲2.6%+8.8%15.3%(+1.6)20.0%(+1.0)
10億円以上+0.3%+2.2%26.4%(+0.5)10.9%(+0.1)
1億円以上10億円未満▲15.4%+19.6%8.6%(+2.5)27.5%(+5.1)
1千万円以上1億円未満+7.3%—0.8%(+2.4)30.0%(▲1.7)
(注)売上高と経常利益は前年同期比。経常利益率は売上高経常利益率で、前年差の単位はポイント。金融業・保険業以外の法人の四半期別調査(原数値)。人件費は役員給与・賞与、従業員給与・賞与、福利厚生費の合計。1千万円以上1億円未満の経常利益は前年同期が赤字(▲90,963百万円)で当期が黒字(47,643百万円)のため、前年同期比を示さない。前年同期比と前年差はforvaによる計算(前年差は小数第1位に丸めた率どうしの差)。標本は毎年4-6月期に入れ替わり、前年同期比は異なる標本どうしの比較である。1億円未満の区分は標本調査で振れが大きい。
(資料)財務省「法人企業統計調査」四半期別調査 時系列データより作成。

財務省「法人企業統計調査」の情報通信業(通信・放送・出版・インターネット附随サービス等を含む)の法人では、2026年4-6月期に売上高が前年同期を下回り、経常利益は増えた(図表 23)。売上高の前年割れは総務省の動態統計(情報サービス業)と向きが逆だが、対象産業の範囲と集計の単位(法人と事業所)が異なる。資本金10億円以上の区分には通信大手が含まれ、経常利益には受取配当などの営業外の収益も含まれるため、この区分の経常利益率は技術者を提供する事業者の利益率を示すものではない。1億円以上10億円未満の区分では、売上高が大きく減る一方で人件費の比率が上がり、経常利益も増えている。実際の事業の変化と、標本入替えや資本金区分の移動の影響を分けられないため、本号はこの区分の動きを解釈に使わない。

年次別調査では、情報通信業の資本金1千万円以上1億円未満の法人は、2025年度の人件費が付加価値に占める比率(労働分配率)が90.4%、売上高経常利益率が2.0%で、資本金10億円以上(40.9%、15.8%)より人件費が重く利益が薄い。2023年度と2024年度には同区分の経常利益率がマイナス(▲0.2%、▲0.1%)であった。一方、四半期別調査の資本金1千万円以上1億円未満の区分では、売上高に占める人件費の比率の前年差が2025年4-6月期▲4.1ポイント、7-9月期▲1.0ポイント、10-12月期▲3.6ポイント、2026年1-3月期▲4.4ポイント、4-6月期▲1.7ポイントと、5四半期すべてで前年を下回っており、直近で人件費が利益を圧迫している形は見えない。この区分で利益が薄いことは確かめられるが、直近で利益が悪化したことは確かめられない。一方、短観の中小企業(情報サービス業)では2026年6月調査から業況判断DIが下がり、2026年度の経常利益は減益の計画である(第9章)。法人企業統計の情報通信業の2026年4-6月期の実績には、その動きは表れていない。法人企業統計の四半期別調査は資本金1千万円未満の法人を含まず、従業員5人未満の事業者の財務状況は確かめられない。

規模別の数字:業界団体の集計

図表 24従業員規模別の経営指標(詳細編ベース・2024年度)
指標全体大規模中規模上位中規模小規模(200人以下)
企業数295社66社51社85社93社
同業者向け売上高比率9.1%6.0%15.9%17.2%30.9%
30歳の年収—538.3万円492.7万円475.3万円465.8万円
10年定着率(男性)52.6%56.3%51.0%45.7%42.3%
売上高人件費率29.10%27.57%31.60%35.56%38.38%
売上高外注費率34.18%35.70%31.75%27.33%27.65%
売上高営業利益率10.15%10.91%7.99%7.60%7.00%
(注)母集団は詳細編(売上高上位5社を除く295社)である。規模区分は原典の従業員数による分類で、大規模は1,001人以上、中規模上位は501〜1,000人、中規模は201〜500人、小規模は200人以下である。30歳の年収は、原典の規模別の平均給与(30歳・月間)×12+平均賞与(30歳・年間)としてforvaが計算した(原典が30歳平均年収に用いる算出方法と同じで、残業手当を含まない)。全体の値は示さない。JISA会員企業の集計であり、業界全体の値ではない。最新の実績は2024年度であり、2026年の状況は含まない。
(資料)JISA「情報サービス産業基本統計調査」2025年版(詳細編)。

JISAの集計で小規模の会員企業(従業員200人以下)は、30歳の年収が465.8万円と大規模の会員企業(538.3万円)より低く、10年定着率(男性)も42.3%と最も低い。小規模の会員企業は売上高の30.9%を同業者から得ており、その比率は大規模の会員企業(6.0%)を大きく上回る。売上高人件費率は規模の小さい会員企業ほど高く、営業利益率は規模の小さい会員企業ほど低い。この表からは、誰が誰に発注しているか(発注先の規模や取引の階層)までは特定できない。

規模別の数字:新卒の求人と採用

図表 25大卒求人数と初任給の前年比(従業員規模別)
従業員規模求人数の前年比(2027年3月卒)初任給の前年比(2026年4月入社)
300人未満▲3.5%+3.2%
300〜999人▲1.6%+3.9%
1,000〜4,999人▲1.4%+5.1%
5,000人以上+4.0%+6.2%
全体▲2.2%+3.9%
業種:情報通信業▲2.5%+2.1%
(注)求人数の前年比は、2027年3月卒業予定の大学生・大学院生に対する民間企業の求人数(全業種の企業の求人計画)の前年比。初任給は大卒の月額平均の前年比。情報通信業は通信・放送・情報サービス・調査業・インターネット附随サービス・映像等の制作業の合計で、2026年3月卒から集計されている(それ以前の値は遡って推計した参考値)。規模別の値は全業種の合計で、業種と規模を組み合わせた値は公表されていない。前年比は原典の値。
(資料)リクルートワークス研究所「ワークス大卒求人倍率調査」2027年卒(2026年4月23日公表)・2026年卒(2025年4月24日公表)より作成。

2026年4月入社の大卒初任給は、従業員300人未満の企業の22.8万円に対し、5,000人以上の企業は25.6万円である(図表 25)。情報通信業の企業の大卒求人数は、2027年3月卒でも2026年3月卒(▲0.3%)に続いて前年を下回ったが、実測値は2点だけであり、減少の傾向とは言えない。2026年3月卒の情報通信業の求人倍率は0.28倍で、情報通信業を志望する就職希望者のほうが求人より多かった。

マイナビ「2027年卒 企業新卒採用予定調査」では、採用予定数を前年より「増やす」と答えた企業の割合から「減らす」の割合を引いた値が、従業員49人以下で12.5ポイント、5,000人以上で33.4ポイントで、前年(2026年卒の49人以下21.9ポイント、5,000人以上17.5ポイント)から規模による大小が入れ替わった(2時点の比較)。業種「ソフトウエア・通信」では、「増やす」と答えた企業の割合が2026年卒の25.7%から2027年卒の14.0%へ下がった。

マイナビ「大学生就職意識調査」で大手企業を志向する学生の割合は、2011年卒以降の値でみると(2011年卒は2012年卒以降と違いウエイトバック集計がない)、2010年代前半に下がった時期があり(最も低いのは2013年卒の36.1%)、2018年卒以降は2023年卒の48.5%から2021年卒の55.1%までの範囲にある。直近は2025年卒53.7%、2026年卒51.8%、2027年卒50.9%と2年続けてわずかに下がった。理系の機械・電気・情報系の学生(情報系だけの値はない)では、2026年卒66.7%、2027年卒61.6%である(2点)。2010年卒以前の値は集計の方法が異なるため並べない。マイナビの調査は新卒の学生を対象とし、経験のある技術者が大手を選ぶ度合いを測った統計はない。

JISA「賃金改定・採用計画アンケート」では、回答企業の1社当たりの新卒採用実績が2025年4月入社の40.9名から2026年4月入社の47.3名へ増え、2027年4月の採用予定は47.5名である。両年度は回答企業が異なり(有効回答は2025年度調査89社、2026年度調査80社)、同じ企業が採用を増やしたとは言えない。規模の大きい企業の回答が増えただけでも1社当たりの平均は上がる。

上場SaaS企業の人員:規模別と四半期

第6章の従業員数の伸びを、会社の規模と四半期で分けてみる。直近の期に伸びが前の期より下がった会社は14社、前の期以上だった会社は13社である。売上高200億円以上の5社の中央値は前の期の17.7%から9.3%へ下がり、それ以外の22社は9.9%から9.5%でほぼ横ばいである。直近の期の一人当たり売上高の伸びの中央値は7.2%である。

四半期末の人数を開示する13〜14社の前年同期比の中央値(買収などの影響を除く)は、2025年7-9月から2026年4-6月まで11.1〜11.6%で推移しており、売上高の伸びが下がった2025年10-12月以降もさらには下がっていない。

生成AIの効率化の数値例には、一部の製品の開発期間を最大31%短縮した例(マネーフォワード)や、開発の工数を33%削減したとする例(インフォマート)がある。人員の増加を抑えると書いた会社の例として、フリーは「コーポレート部門を含む全社的な増員抑制」と記載した。一方、インフォマートは2026年6月末の開発の人員を前年同期より34.4%増やしており、プレイドはAIの進化を事業の機会とみて採用を増やした。

出所:各社の有価証券報告書・決算短信・決算説明資料(マネーフォワード、インフォマート、フリー、プレイドほか)

参考:米国の求人の経験別構成と人員削減

米国の求人サイトIndeedの研究部門によれば、2026年1-3月に「ソフトウェア開発」に分類された米国の求人のうち、エントリー級(典型的な必要経験は0〜1年)は4.5%、シニア級(5年以上)は69.3%であった。ソフトウェア開発の過去の値は公表されておらず、この比率が絞られてきたかどうかは分からない。テック職全体では、2019年から2025年にかけてエントリー級の比率の変化は▲1ポイント強にとどまり、主にミッド級の比率が減り(▲7.7ポイント)、シニア級の比率が増えた(+9ポイント前後)。Indeedが職務内容から級を判定する分類は最近採用されたもので、同社が過去の記事で示した値とは並べられない。この資料は日本の資料とは対象も指標も異なり、同じ物差しで日米を比べることはできないため、本文では米国の状況を示す参考として引いた。

米国の人員削減について、民間の再就職支援会社の集計では、2025年に米国の雇用主が発表した人員削減の計画は全業種で1,206,374人(2024年は761,358人)だった。業種別では政府部門(308,167人)が最も多く、民間の業種ではテック業界(154,445人、2024年は133,988人)が最も多かった。削減の理由にAIを挙げたものは、2025年に54,836人、集計を始めた2023年から2025年末までの累計で71,825人である。いずれも発表された計画の集計で、実際に解雇された人数ではない。テック業界の値はテック企業の全職種の削減で、エンジニアに限らない。業種別の比較を年間でそろえるため、2025年の年間の集計を用いた。

出所:Challenger, Gray & Christmas

附録C データの制約と判定の運用規則

附録Cでは、本号の調査で言えることと言えないことの境界、判定ラインの運用規則、判定に数えない参考指標を示す。
  • 各号の数値は、作成日までに公表された最新の値とする。本号は2026年10月9日に作成し、同日までに公表された値を用いた。判定ラインは、同日までに公表された値だけを用いて定めた。それより後に公表・改定された値は、次の号で扱う。
  • 本号は、毎月勤労統計の2026年7月分は2026年9月28日公表の確報値を、8月分は2026年10月7日公表の速報値を用いた。毎月勤労統計の8月分、総務省の動態統計の2026年5-7月分、日本銀行の企業向けサービス価格指数の2026年8月分は速報値であり、後日改定されうる。企業向けサービス価格指数は、2026年9月28日の年次改定後の値を用いた。
  • 第1章の2026年4-6月期の売上高の前年同期比は、総務省が公表した四半期の値で、4月分が確報に改定される前の月次の値から計算されている。改定後の4月分で計算し直すと、同期の売上高と仕事量(試算)の伸びは、いずれも本文の値より高くなる。本号は公表された値を用い、9月分の速報(4-6月がそろって確報になる時点)で取り直す。
  • ハローワークのIT技術者の求人数・求職者数・就職件数はハローワークの取扱分に限られ、民間の転職サービスを通じた採用や企業の直接採用を含まない。これらの月々の振れが大きいため、本号は確定した年は年間の合計、2026年は1-8月の合計で比べ、有効求人数・有効求職者数も併せてみた。
  • レバテックの数字は同社サービスの利用者の集計であり、民間の採用市場全体の代表値ではない。公表は不定期で、サービス利用の広がりや、複数のサービスへの登録でも増える。民間の人材紹介の成約は、有料職業紹介の就職件数が年度の値で公表されている(本号の最新は2024年度)が、月次・四半期の件数は公表されていない。
  • ギークスの案件数(前年同期との比)と案件倍率は、同社の資料からは集計の範囲が同じかを確かめられない。第4章の「同社サービスで案件を探すフリーランス技術者も増えたとみられる」は、範囲が同じと仮定した推計である。
  • 毎月勤労統計と法人企業統計の情報通信業は、情報サービス業のほか通信・放送等を含む。情報サービス業やSES事業者に限った月次の賃金の統計はない。
  • 第9章の業況判断DIと年度計画は、日本銀行の短観の業種「情報サービス」(日本標準産業分類の情報サービス業)の値である。規模は資本金で分け、資本金2千万円未満の企業は調査の対象に入らない。業況判断DIは規模ごとの回答社数が少なく、少数の企業の回答で値が動く。年度計画は、回答のない企業を直近の回答で補って集計した値で、前年度の実績は翌年度の6月調査で確定する。
  • 本号は、学生の大手志向(マイナビ)について2011年卒以降の値を用い、集計の方法が異なる2010年卒以前の値は並べない。リクルートワークス研究所の情報通信業の大卒求人数は、2026年3月卒より前が遡って推計した参考値である。
  • 情報サービス業の売上高の「52か月連続増加」について、本号は旧調査「サービス産業動向調査」の月次速報まで遡り、前年同月比の符号の連続性に限って確かめた。直近3か月分は速報値である。
  • 上場各社の選定と3か月の値の求め方は附録Aに記した。業態別の整理はforvaによるものである。
  • 生成AIに関する記述は、各社の決算説明資料・公表資料に記載された内容と数値に限る。企業の説明は各社の見立てであり、本号が独立に確かめた因果ではない。
  • 東京商工リサーチの倒産の集計はSES事業者に限らずWeb制作など他の業態を含む。倒産は負債1,000万円以上のもので、休廃業・解散は含まない。倒産の比率を計算するための、同じ区分の企業数の統計はない。同社の集計は半期・年次で公表されているが、次号以降も同じ区分で公表されるとは限らない。従業員5人未満の事業者の倒産の前年比は、上半期1回分の比較である。
  • SHIFTが開示した採用を抑える人数(第7章)と採用を止める年収600万円以下の人数(第2章)は、何と比べた人数かが資料に示されておらず、経験の浅い技術者以外の人材も含みうる。公表された統計・開示には、経験の浅い技術者の採用が減った実績を示す資料と、経験年数別にIT技術者の求人・就職をみる統計はない(本文はforva調べで補った)。
  • 賃金は、情報通信業の所定内給与の上昇は確認できるが、IT技術者を採用する企業が技術者を求める度合いや技術者の交渉力の変化は識別できないため、見立ての根拠に使っていない(附録B)。
  • SES市場そのものを対象とした公的統計は存在しない。

見立てが外れる条件

本号の見立ては、次の場合に改める。判定は第11章の判定ラインで本編ごとに行い、速報では途中経過を示す。

  • 技術者を提供する上場各社で減収が広がる場合は、「ITサービス事業者の売上高は伸びている」という見立てのうち、上場各社で減収の会社が少ないという部分を改める(判定ライン1)。
  • 同じ各社で売上総利益率の改善が広がらない場合は、多くの会社で売上総利益率が上がったという見立てを改める(判定ライン2)。
  • 未経験者を採用して育てる型の技術者派遣で、IT領域の在籍数が前年並みに戻る場合は、在籍する技術者が前年より減っているという見立てを改める(判定ライン3)。
  • ギークスが仲介するフリーランス技術者の平均受注単価の伸びが前年同期比+2%以上になる場合は、受注単価がほとんど上がっていないという見立てを改める(判定ライン4)。

公表された統計・資料では確かめられない項目

  • 情報サービス業に限った月次の賃金、IT技術者やSES事業者に所属する技術者に限った賃金。
  • 経験年数・技能別の求人・求職・就職の件数と単価。
  • 生成AIに関連する案件と従来の開発を分けた、工程・経験年数別の求人・案件・成約の件数と単価。
  • 同じ企業・同じ案件での、AIの導入前後の開発量・作業時間・請求した人月・外注費。
  • 時間精算・人月・固定価格の契約別に、工数の削減による利益が発注者・受注者・技術者のどこに帰属したか。
  • 準委任契約で働く技術者の人数と案件数、準委任から派遣への契約切り替えの件数。
  • 業種と企業規模を組み合わせた新卒の採用の実績。
  • 事業者の規模別の技術者の稼働率と、案件の谷間で契約が切れた件数。
  • 情報サービス業の倒産件数の、原因と従業員規模を組み合わせた内訳と、企業数に対する倒産の比率。
  • 非上場のSES事業者の、四半期ごとの利益率の動き。
  • フリーランス技術者の稼働率・案件の空白期間、会社に雇われて働く技術者の待機期間を示す統計。
  • 米国のソフトウェア開発の求人で、エントリー級が占めた比率の過去の値。
  • 応募・選考・内定・辞退の件数(IT技術者を採用する企業が採る人を選んだことと、求職者の技能と求人の条件が合わないことを区別するのに必要)。
  • 民間の転職サービス・人材紹介の月次・四半期の成約件数(有料職業紹介の就職件数は年度の値が公表されている)。

上場SaaS企業の数字の制約

  • 値上げ: 第6章の売上高の中央値は値上げの効果を除いていない。2024年から2025年に値上げや課金体系の変更をした会社が多く、2025年の伸びにはその効果が含まれ、2026年の鈍化にはその一巡が含まれる。値上げ以外の要因による鈍化がどれだけかは、決算の数字だけでは分けられない。
  • 利益率: 営業利益率の改善には、ソフトウェアの資産計上の再開、データセンターのクラウド移行による原価の低下、開発費の計上方法の変更、広告費の抑制によるものが含まれる。
  • 解約率: 解約率の定義は会社ごとに異なり(件数か金額か、月次か12か月平均か)、比べられるのは前年同期と比べた向きだけである。12か月平均の指標では、変化が遅れて表れる。
  • ARR: ARRの定義も会社ごとに異なる(取引量に応じた売上を含むか、期末月の売上の12倍か、など)。伸び率の向きは比べられるが、金額は足し合わせられない。
  • AIによる代替への言及: 第9章で数えた、AIによる代替に触れている会社は、決算短信・決算説明資料・有価証券報告書で、自社のサービスがAIに代替される懸念と、代替されにくい理由のどちらかに触れた会社を数えた。ラクス・HENNGE・kubell・うるる・アドバンスト・メディア・インフォマート・オプティム・スマレジ・ネオジャパン・ヒューマンテクノロジーズ・プラスアルファ・コンサルティング・ヤプリ・ユーソナー・弁護士ドットコムの14社が当たる。
  • 人員: 従業員数は有価証券報告書の期末の就業人員で、臨時雇用者を含まない(臨時雇用者を含めると向きが変わる会社もある)。決算期が会社ごとに異なるため、決算期末が前年7月〜当年6月に入る期を同じ年として比べた。一人当たり売上高は、売上高(連結。連結の値がない期は単体)を期末の従業員数で割った値である。売上高200億円以上は直近の通期の売上高による区分で、ラクス・Sansan・マネーフォワード・フリー・サイボウズの5社が当たる。四半期末の人数は、正社員のみ・連結・派遣を含む・月初の人数など会社ごとに定義が違い、開示する会社も一部に限られるため、年次の中央値と水準は比べられない(四半期末の人数を開示していないのはフリー・オプティム・サイボウズなど)。生成AIなどによる効率化を理由に人員の増加を抑える、または採用を絞ると書いた会社は、今後の計画として書いた会社を含めてフリー・スマレジ・オプティム・kubell・ヒューマンテクノロジーズ・ソラコムの6社とし、採用計画が変わる可能性に触れただけの会社は数えていない。従業員数の伸びの鈍化には、採用を抑えた分のほか、採用が計画に届かなかった分(ラクス・HENNGEは採用の遅れや苦戦を説明している)や退職の増加も含まれる。インフォマートの工数の削減率が開発全体の値かどうかは、資料に書かれていない。エンジニアの数を開示している会社はほとんどない。ソラコムの2026年3月末の人数は、有価証券報告書を取得できなかったため決算説明資料の図の値(取締役を除く正社員)を使った。

第11章の判定ライン4本の定義は次のとおりである。本号の値、線、判定に使う数字が出る時期は第11章の表に示した。

判定ライン1:減収の会社の割合

  • 点検する見立て: 技術者を提供する上場各社で、減収が広がっていない。
  • 指標: 技術者を提供する上場各社のうち、売上高(連結。アルトナーは単体)が前年同期を下回った会社の割合。
  • 判定の対象期間: 各社の四半期のうち、2026年7-9月と重なる月が最も多い四半期。アルトナーの決算は12月上旬に公表される見込みで、12月の判定には入らない見込みである。
  • 線の置き方: 1〜2社の特殊要因(事業売却・大型案件の反動)では越えない水準に置いた。社数の割合だけで判定し、業態の内訳は判定のときに示す。
  • 線を越えたら見直す見立て: 「ITサービス事業者の売上高は伸びている」のうち、技術者を提供する上場各社で減収の会社が少ないという部分(要旨・第1章)。

判定ライン2:売上総利益率が上がった会社の割合

  • 点検する見立て: 技術者を提供する上場各社で、売上総利益率の改善が広がっている。
  • 指標: 技術者を提供する上場各社のうち、売上総利益率が前年同期を上回った会社の割合。
  • 判定の対象期間: 判定ライン1と同じ。
  • 線の置き方: 上がった会社が半数を割れば、売上総利益率の改善が広く及んでいるとは言えなくなる水準に置いた。売上総利益率は買収・事業構成の変化・外注の削減でも動くため、値上げが通ったかを点検する線ではない。
  • 線を越えたら見直す見立て: 技術者を提供する上場各社の多くで売上総利益率が上がったという部分(要旨・第1章・第8章)。

判定ライン3:オープンアップグループIT領域の在籍数

  • 点検する見立て: 未経験者を採用して育てる型の技術者派遣で、IT領域の在籍数が前年を下回っている。
  • 指標: オープンアップグループが月次で開示するIT領域の在籍数の、前年同月との差(人。1社の開示)。同社のIT領域の稼働率は参考指標でみる。
  • 判定の対象期間: 2026年7-9月度。3か月の前年同月差の平均で判定する。7・8月度は本号の締切の時点で公表済みで、9月度は2026年10月下旬の月次の開示を待つ。
  • 線の置き方: 前年同月差の平均が0人以上(前年並みか増加)なら線を越える。在籍数が増えたか減ったかの向きだけで判定し、水準の線は置かない。
  • 線を越えたら見直す見立て: 未経験者を採用して育てる型の技術者派遣で、在籍する技術者が前年より減っているという部分(第10章)。

判定ライン4:ギークスの受注単価

  • 点検する見立て: ギークスが仲介するフリーランス技術者の平均受注単価の伸びが鈍い。
  • 指標: ギークスの国内IT人材の受注単価の前年同期比(1社の開示)。
  • 判定の対象期間: 2026年7-9月。
  • 線の置き方: 前年同期比が+2%以上になれば、平均受注単価が「ほとんど上がっていない」状態を抜けたとみる水準に置いた。低単価の案件が減るだけでも平均は上がるため、フリーランス技術者全体の状況を点検する線ではない。
  • 線を越えたら見直す見立て: ギークスが仲介するフリーランス技術者の受注単価がほとんど上がっていないという部分(要旨・第4章・第8章)。

判定の運用規則

第11章の判定ラインは、次の規則で運用する。

  • 判定ラインは本号の時点で定め、本号で定めた判定には後から指標を追加しない。指標の追加・変更は本編で予告し、その次の判定から適用する。
  • 判定に使う値は、判定を確定する本編の作成日(データの締切)までに公表された値とする。12月の本編の締切は2026年11月27日とする。それより後の改定は、改定後の値による再判定を参考として次号で別に示し、確定時点の値による判定は書き換えない。
  • 上場各社についての判定ライン2本は、本号の供給側の18社(図表 15の各社)に固定して数える。対象の3か月は会社ごとに、各社の四半期のうち2026年7-9月と重なる月が最も多い四半期に固定する(SHIFT・ベイカレント・TWOSTONE&Sonsは2026年6-8月、アルトナーは2026年8-10月、その他の会社は2026年7-9月)。本号で数えた期間を数え直すことはしない。値は売上高(連結。アルトナーは単体)と売上総利益率の、決算短信・決算説明資料の公表値どおりとする。
  • 12月の本編では、締切(2026年11月27日)までに対象の3か月の決算を公表していない会社を欠測とし、割合の分母から除く。アルトナーの8-10月期の決算は12月上旬に公表される見込みで、欠測になる見込みである。欠測の会社を分母に戻し、その会社がすべて線を越える側だった場合と、すべて越えない側だった場合とで割合を求め、線のどちら側かが変わるときは判定を保留し、次の本編(2027年3月)で確定する。
  • 用語は次のとおり使い分ける。速報の時点でまだ公表されていない指標は「未公表」、12月の本編の締切までに対象の3か月の決算を公表していない会社は「欠測」、欠測の会社の結果しだいで線のどちら側かが変わる線は「保留」、公表の停止・定義の変更で前年と比べられない指標は「判定不能」とする。上場各社の2本で表示する割合は、公表済みの会社だけで求める(減収または上昇の会社の数÷公表済みの会社の数)。保留かどうかは、欠測の会社をすべて該当する側に数えた割合と、すべて該当しない側に数えた割合(いずれも18社が分母)を線と比べて決める。
  • 事業売却などの一過性の要因による減収も減収として数え、社名と要因を併記する。売上総利益率の前年差は、小数第1位に丸めた売上総利益率どうしの差で数え(会社が率を記載していればその値を使う)、差が0.0の会社は上回った側に数えない。
  • オープンアップグループのIT領域の在籍数は、2026年7・8・9月度の前年同月差(人)の単純平均で判定する。3か月分がすべて公表された場合に限り判定し、計算の途中では丸めない。線は0人である。7・8月度は本号の締切の時点で公表済みで、前年同月差は7月度が▲229人、8月度が▲190人と、いずれも線を下回る側にある。前年同月の在籍数が後日改定されても線は変えない。
  • 上場各社についての判定ライン2本は1四半期分の観測に基づき、過去の値の散らばりから決めたものではない。社数は各社の売上高の規模を反映しないため、業界全体の売上高は参考指標とする情報サービス業の売上高でみる。
  • 1社の開示を使う線(オープンアップグループの在籍数、ギークスの受注単価)は、会社が開示する値と定義をそのまま使う。ギークスの線は、同社が仲介するフリーランス技術者の平均受注単価だけを点検する(稼働人月は参考指標でみる)。開示が止まった、または定義が変わって前年と比べられない場合は「判定不能」とする。
  • 速報では、オープンアップグループの在籍数は公表済みの月の前年同月差を途中経過として示し、ギークスの指標は最新値が線のどちら側にあるか(または未公表か)を、上場各社の2本は対象の3か月の決算を公表した会社の数を示す。
  • 判定の結果は、各指標の値が線のどちら側にあったかで記す。公表が停止した場合と、設問や定義の変更で前年と接続できない場合は「判定不能」とし、判定の件数に数えない。判定を確定する本編の締切までに公表されていない会社の扱いは、上の項の「欠測」「保留」による。
  • 結果を合算した総合判定は出さない。本編では線ごとの結果を並べる。線を越えた場合は、その判定ラインの「線を越えたら見直す見立て」を、その本編で改める。事業者が技術者を経験・技能で選ぶようになったかどうかは、統計ではほかの要因と区別できないため、判定ラインの結果だけでは決めない。
  • 判定の確定は本編に限る。
  • 判定ラインの変更は本編に限り、変更前の値と理由を同じ本編に記す。12月の本編では、次の判定の対象期間と線をあらためて定めて予告する。

参考指標

参考指標は判定ラインと同じ方向を示すかの確認に用い、判定の結果には数えない。参考指標を判定に加える場合も、その後の号の判定から適用し、遡って判定しない。参考指標は次の5本に絞った。業界全体の売上高は情報サービス業の売上高で、ハローワーク経由の採用の動きは就職率で、オープンアップグループの技術者の稼働は同社のIT領域の稼働率で、人手の不足感は日本銀行の短観の雇用人員判断DIで、フリーランス技術者の仕事の量はギークスの稼働人月でみる。見立てのうち、従業員の少ないITサービス事業者と経験の浅い技術者についての部分には判定ラインがないため、倒産の集計と各社の開示を次号以降も参考として追う。

図表 26参考指標(判定には用いない)
指標次回公表参考ライン本号での扱い
オープンアップグループのIT領域の稼働率の前年同月差(2026年7-9月度の平均)9月度は2026年10月下旬0ポイント以上なら前年並み以上(7月度▲1.1ポイント、8月度▲1.2ポイント)同社のIT領域の在籍数は判定ライン3でみる。1社の値
ハローワークでのIT技術者(厚生労働省「一般職業紹介状況」の職業分類「情報処理・通信技術者」、常用・パート除く)の就職率(2か月の就職件数の合計÷同じ2か月の求職者の申込件数の合計)の2026年8-9月9月分は2026年10月末2025年8-9月の就職率(就職件数718件÷求職者の申込件数9,278件、7.74%)以上なら前年を下回っていない(8月は6.01%、前年同月は7.13%)ハローワークの取扱分に限られ、民間の転職サービス・直接採用を含まない。月ごとの比の平均ではなく2か月の合計で求め、計算の途中では丸めない。月ごとの振れが大きく、2026年2月は前年同月を上回った(8.36%対8.04%)。7月分は2026年5.80%、2025年7.83%。2024年8-9月は8.82%で、2025年の値まで戻っても2024年以前より低い状態とも両立する
総務省 サービス産業動態統計 情報サービス業 売上高 前年同期比 2026年7-9月期2026年11月下旬0%以上なら前年以上を維持(4-6月期は5.5%、7月は8.2%)名目の値で、単価の上昇だけでも伸びるため参考
日本銀行 短観 情報サービス業 雇用人員判断DI 2026年9月調査2026年10月1日に公表済み(業種別は10月2日)▲35より上なら不足感の緩和が一段と進んだ(9月調査は▲44で、参考ラインより下。6月調査は▲41)数値の引用のみ
ギークス 国内IT人材の稼働人月 前年同期比 2026年7-9月2026年11月上旬0%以上なら前年以上(4-6月は+1.7%)ギークスが仲介するフリーランス技術者の仕事の量を、判定ラインの平均受注単価と並べてみる。1社の値
(注)参考ラインは本号で定めた。ハローワークの就職率は8月分までが、オープンアップグループの稼働率は8月度までが公表済みのため、その値を併記した。日本銀行の短観の雇用人員判断DIは、9月調査が本号の締切の前に公表された。
(資料)forvaによる設定。

附録D 出典一覧

本号の数値は公開データのみに基づく。掲載したURLは、公表元の資料、または第三者のサイトが掲載する適時開示資料の写しを開いて、内容を確かめたものに限る。
内容出所公表日
案件倍率 (四半期・月次内訳) / 登録者数 / 案件数前年比 / フリーランス増加率 / AI 関連案件数ギークス「ギークス案件倍率レポート」各四半期リリース
https://www.geechs.com/newsrelease/20260807_ankenbairitsu/
2024年5月9日〜2026年8月7日
業況判断 DI (情報サービス / 全規模合計・大企業・中堅企業・中小企業 / 最近・先行き / 2023年3月〜2026年9月調査)。2024年3月・2026年3月の調査対象見直しの直前の 12月の新基準値 (大・中堅・中小)日本銀行「短観」調査全容 1.判断項目 (1)D.I. a.業況 (all{YYMM}a.xlsx シート A1)。新基準の 12月値は「短観(概要)」2024年3月・2026年3月 計表 1
https://www.boj.or.jp/statistics/tk/zenyo/2026/data/all2609a.xlsx
https://www.boj.or.jp/statistics/tk/zenyo/2021/data/all2303a.xlsx
概要: https://www.boj.or.jp/statistics/tk/gaiyo/2026/tka2603.zip
概要: https://www.boj.or.jp/statistics/tk/gaiyo/2021/tka2403.zip
各回の調査全容の掲載日 (最新の 2026年9月調査は 2026年10月2日・概要は 2026年10月1日)
年度計画の売上高・経常利益の前年度比と売上高経常利益率 (情報サービス / 規模別 / 2024・2025年度実績・2026年度計画 (2026年9月調査)・中小企業の 2025年度計画 (2025年9月調査))日本銀行「短観」調査全容 2.年度計画 (1)前年同期比増減率等 a.売上高 / h.経常利益 / p.売上高経常利益率 (all{YYMM}c.xlsx シート A22 / A29 / A37)
https://www.boj.or.jp/statistics/tk/zenyo/2026/data/all2609c.xlsx
https://www.boj.or.jp/statistics/tk/zenyo/2021/data/all2509c.xlsx
2026年10月2日 (2025年9月調査は 2025年10月2日)
雇用人員判断 DI (情報サービス・全産業 / 全規模合計 / 最近・先行き)日本銀行「短観」調査全容 業種別計数 2024年12月調査・2026年6月調査・2026年9月調査
https://www.boj.or.jp/statistics/tk/zenyo/2026/data/all2609a.xlsx
https://www.boj.or.jp/statistics/tk/zenyo/2026/data/all2606a.xlsx
https://www.boj.or.jp/statistics/tk/zenyo/2021/data/all2412a.xlsx
要旨: https://www.boj.or.jp/statistics/tk/yoshi/tk2606.htm
各調査の概要公表日 (調査全容は翌営業日。直近の 2026年9月調査は 2026年10月1日・業種別は 2026年10月2日)
売上高前年同月比・事業従事者数 (月次)総務省統計局「サービス産業動態統計調査」2026年7月分速報 (2025年7月〜2026年7月の値) / 2026年6月分速報 (2025年4-6月の値)
https://www.stat.go.jp/data/mbss/kekka/pdf/m202607.pdf
https://www.stat.go.jp/data/mbss/kekka/pdf/m202606.pdf
2026年9月24日 / 2026年8月24日
売上高前年同期比 (四半期)総務省統計局「サービス産業動態統計調査」2026年6月分速報 (四半期別の前年同期比を掲載)。2024Q1 は 2025年3月分速報、2024Q2〜2025Q1 は 2025年6月分速報の値
https://www.stat.go.jp/data/mbss/kekka/pdf/m202606.pdf
https://www.stat.go.jp/data/mbss/kekka/pdf/m202506.pdf
https://www.stat.go.jp/data/mbss/kekka/pdf/m202503.pdf
2026年8月24日 (2024Q1〜2025Q1 は 2025年3月分・6月分速報の公表日)
情報サービス業の売上高 (月平均) と事業従事者数 (年平均) の年次の値と前年比 (2016〜2025年) と、2026年1-7月の前年同期比 (月次値の合計から計算)総務省統計局「サービス産業動態統計調査」2026年7月分速報 時系列第1表 (p.6)・第2表 (p.12)。2024年以前は旧「サービス産業動向調査」の結果を母集団情報変更・標本交替等の変動を調整して接続した値 (同表の注)
https://www.stat.go.jp/data/mbss/kekka/pdf/m202607.pdf
2026年9月24日
情報サービス業の事業従事者数の 2025年4月の値の改定 (速報値と確報値)総務省統計局「サービス産業動態統計調査」2025年4月分速報・2026年4月分速報 (いずれも時系列第2表)
https://www.stat.go.jp/data/mbss/kekka/pdf/m202504.pdf
https://www.stat.go.jp/data/mbss/kekka/pdf/m202604.pdf
2025年6月23日 / 2026年6月23日
売上高前年同月比の連続プラス期間の起点総務省統計局「サービス産業動向調査」(旧調査・2024年12月分で終了) 月次速報 2022年4 / 7 / 9 / 11月分・2023年1 / 4月分 + 「サービス産業動態統計調査」2025年3 / 6月分・2026年6月分・2026年7月分
2022年4月分: https://www.stat.go.jp/data/mssi/kekka/pdf/m202204.pdf
2025年6月分: https://www.stat.go.jp/data/mbss/kekka/pdf/m202506.pdf
各月分の公表日
規模別経営指標 (詳細編 295社。従業員 1人あたり営業利益の万円換算は forva の計算)情報サービス産業協会 (JISA)「情報サービス産業基本統計調査」2025年版 報告書 3.1.4「従業員規模別全体表」(報告書 p.39)
https://www.jisa.or.jp/Portals/0/report/basic2025report.pdf
2026年4月30日
従業員規模別 売上高人件費率の分布 (人件費率の階級別の社数、大企業・中堅企業・中企業・小企業)。人件費率 50%以上の社数と割合は forva による計算情報サービス産業協会 (JISA)「情報サービス産業基本統計調査」2025年版 報告書「従業員規模別 売上高人件費率の分布」(報告書 p.49 / PDF 51頁目)
https://www.jisa.or.jp/Portals/0/report/basic2025report.pdf
2026年4月30日
新卒採用実績・達成率・賃上げ率情報サービス産業協会 (JISA)「2026年度 賃金改定・採用計画アンケート結果」/「2025年度 同」
https://www.jisa.or.jp/Portals/0/resource/statistics/roumu202604.pdf
https://www.jisa.or.jp/Portals/0/resource/statistics/roumu202504.pdf
2026年5月28日 / 2025年5月23日
情報サービス業倒産 (2026年上半期)東京商工リサーチ「2026年上半期の『情報サービス業』倒産」
https://www.tsr-net.co.jp/data/detail/1203052_1527.html
2026年7月14日
情報サービス業倒産の年間件数 (2013〜2025年。本文の引用は 2019年・2021年・2025年の 3点のみ)東京商工リサーチ「2026年上半期の『情報サービス業』倒産」の図「『情報サービス業』倒産 件数推移」(2007〜2026年)
https://www.tsr-net.co.jp/data/detail/1203052_1527.html
2026年7月14日
在籍数・稼働率 (月次)オープンアップグループ 適時開示「社員数・稼働率」各月度
https://www.openupgroup.co.jp/ir/news/
2025年9月26日〜2026年9月25日
セグメント別売上収益 前年同期比オープンアップグループ 2026年6月期 第2四半期 (中間期) 決算短信 / 第3四半期決算短信 / 決算短信 (通期)
https://www.openupgroup.co.jp/ir/news/
2026年2月6日 / 2026年5月12日 / 2026年8月7日
情報処理・通信技術者 新規・有効求人倍率、新規・有効の求人数・求職者数、就職件数 (月次)厚生労働省「一般職業紹介状況」長期時系列表 21 職業別労働市場関係指標 (e-Stat)
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/file-download?statInfId=000040505332&fileKind=0
2026年8月分の公表資料: https://www.mhlw.go.jp/content/11602000/001753011.pdf
2026年7月分の公表資料: https://www.mhlw.go.jp/content/11602000/001741200.pdf
2026年10月2日 (2026年8月分。7月分までは 2026年8月28日 公表の版で取得)
一般職業紹介状況の用語の解説 (就職率・充足率の定義)厚生労働省「一般職業紹介状況」用語の解説
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/114-1_yougo.html
IT 人材の転職求人倍率・転職希望者数の前年同月比 (2026年6月時点)レバテック「IT人材の正社員転職市場動向」
https://levtech.co.jp/research/5803977/
2026年7月23日
情報通信業・調査産業計の現金給与総額・所定内給与・所定外給与・常用労働者数の前年比 (事業所規模 5人以上・就業形態計、月次)厚生労働省「毎月勤労統計調査」2026年1-7月分 確報・2026年8月分 速報 第1表 (月間現金給与額)・第3表 (常用雇用及び労働異動率)
8月分速報: https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/r08/2608p/2608p.html
7月分確報: https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/r08/2607r/2607r.html
各月分の公表日 (7月分確報は 2026年9月28日、8月分速報は 2026年10月7日)
受託・SES の上場各社の直近四半期 (3か月) の売上高・売上総利益・営業利益と前年同期の値、利益率の前年差、会社が挙げた増減益の要因と、稼働率・単価・在籍エンジニア数・受注高・受注残高・AI 関連売上・社員数などの事業の指標各社の四半期決算短信 (TDnet 開示) と決算説明資料: ハイマックス・SIGグループ・システナ・クレスコ・TDCソフト・コムチュア・DTS は 2027年3月期 第1四半期 (4-6月)、エスユーエス・IC は 2026年9月期 第3四半期 (4-6月)、SHIFT は 2026年8月期 第3四半期 (3-5月・累計から中間期累計を差し引き)。事業の指標の出典ページは、ハイマックス 決算説明資料 p.10、エスユーエス 決算短信 p.4、SHIFT 決算説明資料 p.2, 4-5, 13, 43、システナ 決算短信 p.14、クレスコ 決算説明会資料 p.5、TDCソフト 決算補足資料 (差替版) p.9-10、コムチュア 決算説明資料 p.5。DTS は決算説明会資料のほか、決算説明会の質疑応答 (2026年8月4日) と Financial Data Book (2026年7月31日・前年同期の受注高・受注残高) を用いた
ハイマックス: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260814/140120260813519687.pdf
エスユーエス: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260812/140120260812518017.pdf
エスユーエス: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260515/140120260515536768.pdf
SIGグループ: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260812/140120260807515367.pdf
IC: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260807/140120260806512902.pdf
IC: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260508/140120260507518618.pdf
SHIFT: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260715/140120260715594578.pdf
SHIFT: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260414/140120260414503657.pdf
SHIFT: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260715/140120260715594664.pdf
SHIFT: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260715/140120260715594600.pdf
システナ: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260730/140120260729502267.pdf
クレスコ: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260805/140120260804508546.pdf
クレスコ: https://www.cresco.co.jp/ja/ir/main/00/teaserItems2/05/linkList/0/link/37_4q_setumei.pdf
TDCソフト: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260805/140120260805509253.pdf
TDCソフト: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260810/140120260810516516.pdf
コムチュア: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260814/140120260814520645.pdf
コムチュア: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260814/140120260813519632.pdf
DTS: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260731/140120260731504700.pdf
DTS: https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS04298/e07026f0/d82b/4c42/929d/e3dae1774b9f/20260731135654994s.pdf
DTS: https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS04298/8be2d066/cf5a/4f63/b319/dec225c2571b/20260804103209107s.pdf
DTS: https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS04298/ac42e322/f198/42c5/904d/f6a55e5a06c5/20260731175200113s.xlsx
2026年7月15日〜2026年8月14日
技術者派遣の上場各社と、採用・人材サービスの参考として置くワールドホールディングス (製造系の人材派遣・請負が中心) の直近四半期 (3か月) の売上高・売上総利益・営業利益と前年同期の値、利益率の前年差、会社が挙げた増減益の要因 (ワールドホールディングス・オープンアップグループ・メイテックグループホールディングスは連結とセグメント、アルトナーは連結と単体) と、稼働率・技術者数・在籍数・単価・稼働時間などの事業の指標各社の四半期決算短信 (TDnet 開示) と決算説明資料: ワールドホールディングスは 2026年12月期 第2四半期 (4-6月)、オープンアップグループは 2026年6月期 第4四半期 (4-6月)、メイテックグループホールディングスは 2027年3月期 第1四半期 (4-6月)、アルトナーは 2027年1月期 第2四半期 (5-7月・中間期累計から第1四半期累計を差し引き)。事業の指標の出典ページは、ワールドホールディングス 決算説明資料 p.12、メイテックグループホールディングス 決算短信 p.2・決算説明資料 p.3, p.5、アルトナー 決算補足説明資料 p.7, p.9, p.11-12
ワールドホールディングス: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260807/140120260807514891.pdf
ワールドホールディングス: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260513/140120260513528622.pdf
オープンアップグループ: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260807/140120260807515321.pdf
オープンアップグループ: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260512/140120260512525024.pdf
メイテックグループホールディングス: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260730/140120260729502105.pdf
メイテックグループホールディングス: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260730/140120260729502116.pdf
アルトナー: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260910/140120260820523664.pdf
アルトナー: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260910/140120260910534198.pdf
アルトナー: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260610/140120260527550207.pdf
2026年7月30日〜2026年9月10日
フリーランス仲介の上場各社の直近四半期 (3か月) の売上高・売上総利益・営業利益と前年同期の値、利益率の前年差、会社が挙げた増減益の要因と、稼働・単価などの事業の指標 (ランサーズは事業ユニット別の売上、クラウドワークスは領域別の四半期推移と常駐エンジニアの稼働率)各社の四半期決算短信 (TDnet 開示) と決算説明資料: ギークスは 2027年3月期 第1四半期 (4-6月)、TWOSTONE&Sons は 2026年8月期 第3四半期 (3-5月)、ランサーズは 2027年3月期 第1四半期 (4-6月)、クラウドワークスは 2026年9月期 第3四半期 (4-6月・第3四半期と中間期の決算短信、第3四半期決算説明資料)。事業の指標の出典ページは、ギークス 決算説明資料 p.14-15・p.34、TWOSTONE&Sons 決算説明資料 p.33-35
ギークス: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260807/140120260805510724.pdf
TWOSTONE&Sons: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260715/140120260715594028.pdf
TWOSTONE&Sons: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260414/140120260414503723.pdf
TWOSTONE&Sons: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260715/140120260715594281.pdf
ランサーズ: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260814/140120260812518301.pdf
ランサーズ: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260814/140120260812518310.pdf
クラウドワークス: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260814/140120260814520429.pdf
クラウドワークス: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260514/140120260514532314.pdf
クラウドワークス: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260814/140120260814520798.pdf
2026年7月15日〜2026年8月14日 (クラウドワークスの中間期決算短信は 2026年5月14日)
コンサルティング会社 (ベイカレント) の直近四半期 (3か月) の売上収益・売上総利益・営業利益と前年同期の値、会社が挙げた増減益の要因と、案件数・コンサルタント一人当たり売上・コンサルタント数・総社員数ベイカレント 2027年2月期 第1四半期 (3-5月) 決算短信・決算補足資料
https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260715/140120260708589953.pdf
https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260715/140120260708589954.pdf
2026年7月15日
大手システムインテグレータの直近四半期 (3か月) の売上高 (売上収益)・売上総利益・営業利益と前年同期の値、利益率の前年差、会社が挙げた増減益の要因と、野村総合研究所の受注高・受注残高・売上区分別の売上各社の四半期決算短信 (TDnet 開示) と決算説明資料: TIS・日鉄ソリューションズ・BIPROGY・野村総合研究所とも 2027年3月期 第1四半期 (4-6月)。野村総合研究所は決算説明会資料と決算説明会の質疑応答を含む
TIS: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260730/140120260730502990.pdf
日鉄ソリューションズ: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260730/140120260729501876.pdf
BIPROGY: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260805/140120260804509014.pdf
野村総合研究所: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260730/140120260729501398.pdf
野村総合研究所: https://ir.nri.com/jp/ir/library/financial/main/00/teaserItems1/01115/linkList/0/link/20260730_financialresultspresentation.pdf
野村総合研究所: https://ir.nri.com/jp/ir/library/financial/main/00/teaserItems1/01115/linkList/03/link/20260730_financialresultspresentaionqa.pdf
2026年7月30日〜2026年8月5日
採用・人材サービスの参考として置く上場各社の直近四半期 (3か月) の業績と事業の指標 (ワールドホールディングスの資料は技術者派遣の行に記載): パーソルホールディングス (連結と Technology SBU の売上収益・売上総利益・営業利益と前年同期の値、会社が挙げた増減益の要因、エンジニア社員数など)、ビジョナル (連結と BizReach の売上・事業の指標)、ジェイ エイ シー リクルートメント (連結と国内人材紹介の月次実績・業種別売上)、リクルートホールディングス (連結と HRテクノロジー事業)各社の決算短信 (TDnet 開示) と決算説明資料など: パーソルホールディングスは 2027年3月期 第1四半期 (4-6月・決算説明資料 p.15-16・p.25-26)、ビジョナルは 2026年7月期 第4四半期 (5-7月・通期と第3四半期の決算短信、通期決算説明資料・FAQ)、ジェイ エイ シー リクルートメントは 2026年12月期 第2四半期 (4-6月・中間期と第1四半期の決算短信、上半期決算説明資料、月次連結売上高及び事業実績数値)、リクルートホールディングスは 2027年3月期 第1四半期 (4-6月・決算短信・決算サマリー・決算説明資料・決算説明会書き起こし)
パーソルホールディングス: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260807/140120260807514681.pdf
パーソルホールディングス: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260807/140120260807514816.pdf
ビジョナル: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260910/140120260910534019.pdf
ビジョナル: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260611/140120260611568117.pdf
ビジョナル: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260910/140120260910534023.pdf
ビジョナル: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260910/140120260910534025.pdf
ジェイ エイ シー リクルートメント: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260812/140120260812517761.pdf
ジェイ エイ シー リクルートメント: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260513/140120260513528359.pdf
ジェイ エイ シー リクルートメント: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260812/140120260812517776.pdf
ジェイ エイ シー リクルートメント: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260812/140120260812517780.pdf
リクルートホールディングス: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260807/140120260805510146.pdf
リクルートホールディングス: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260807/140120260806512522.pdf
リクルートホールディングス: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260807/140120260806512503.pdf
リクルートホールディングス: https://file.recruit-holdings.com/files/ja/Recruit_202703Q1_call-transcript_jp.pdf
2026年8月7日〜2026年9月10日 (前四半期までの決算短信は、ジェイ エイ シー リクルートメントが 2026年5月13日、ビジョナルが 2026年6月11日。リクルートホールディングスの決算説明会書き起こしは IR サイト掲載で、PDF の作成日は 2026年8月27日・更新日は 2026年9月7日)
対象から外した大手の技術者提供・受託開発の会社 (非公開化・上場廃止) の確認: NTT データグループ・富士ソフト・アウトソーシング・SCSK・テクノプロ・ホールディングス各社の適時開示 (上場廃止に関するお知らせ・公開買付けの結果・株式併合) / 東京証券取引所「上場廃止等の決定:(株)アウトソーシング」
https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20250925/140120250924561207.pdf
https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20250620/140120250619594110.pdf
https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20250515/140120250512543071.pdf
https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20250220/140120250108547681.pdf
https://finance-frontend-pc-dist.west.edge.storage-yahoo.jp/disclosure/20240415/20240415570701.pdf
https://www.jpx.co.jp/news/1023/20240515-12.html
https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260311/140120260310579332.pdf
https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20251213/140120251204514723.pdf
https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20251208/140120251022576855.pdf
https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20251020/140120251017575612.pdf
2024年4月15日〜2026年3月11日
企業向けサービス価格指数の前年比 (総平均・大類別 情報通信・類別 情報サービス・小類別 ソフトウェア開発・小類別 労働者派遣サービス、月次)。本号は 2026年9月28日の年次改定後の値を用いた。2026年8月分は速報値で、後日訂正されうる日本銀行「企業向けサービス価格指数」公表資料 2026年1月〜8月速報 (各月の前月分訂正値を含む。8月速報は年次改定後) と時系列統計データ検索サイト
https://www.boj.or.jp/statistics/pi/cspi_release/sppi2607.pdf
時系列統計データ検索サイト: https://www.stat-search.boj.or.jp/
2026年2月〜2026年9月28日
共通事業所 (前年同月と当月の両方で集計対象となった事業所) による所定内給与の前年同月比、情報通信業・調査産業計 × 就業形態計・一般労働者 (事業所規模 5人以上、2025年1月〜2026年7月の月次)。比較のため、調査対象の全事業所による本系列の同じ値を並べる厚生労働省「毎月勤労統計調査」全国調査 (参考) 共通事業所データ 前年比 (5人以上)、同 2026年7月分確報の参考資料「共通事業所による前年同月比」、各月分確報 第1表 (2025年1月〜2026年7月)
https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?stat_infid=000031771318
データのダウンロード: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/file-download?statInfId=000031771318&fileKind=1
2026年7月分確報の参考資料: https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/r08/2607r/xls/kyo2607r.xlsx
2026年9月28日
企業向けサービス価格指数の品目別前年比 (品目 受託開発ソフトウェア (除組込み)・組込みソフトウェア・パッケージソフトウェア・専門技術者派遣、小類別 ソフトウェア開発・労働者派遣サービス、総平均、2025年1月〜2026年8月の月次)。品目・小類別の前年比は指数 (2020年=100) から計算 (当月 / 前年同月 − 1)。2026年8月分は速報値日本銀行「企業向けサービス価格指数」時系列統計データ検索サイト (2026年9月28日の年次改定後)、公表資料 2026年8月速報、品目の定義は「企業向けサービス価格指数 (2020年基準) 調査対象サービス一覧」(2024年6月)
時系列統計データ検索サイト: https://www.stat-search.boj.or.jp/
公表資料: https://www.boj.or.jp/statistics/pi/cspi_release/sppi2608.pdf
定義: https://www.boj.or.jp/statistics/outline/exp/pi/sppi_2020/exsppi20e.pdf
2026年9月28日
企業向けサービス価格指数 類別「情報サービス」の指数 (2020年=100・月次、2023年1月〜2026年8月)。2026年8月分は速報値日本銀行「企業向けサービス価格指数」時系列統計データ検索サイト (2026年9月28日の年次改定後)
https://www.stat-search.boj.or.jp/
2026年9月28日
ハローワークの IT 技術者 (職業分類「情報処理・通信技術者」・常用 (パート除く)) の紹介件数・就職件数 (月次、2023年1月〜2026年8月)。各年1-8月の合計・紹介件数の前年同期比・紹介 1件あたりの就職件数 (就職件数 ÷ 紹介件数) は forva による計算厚生労働省「一般職業紹介状況」各月分 参考統計表 8-1「職業別常用職業紹介状況 (除パート)」(平成 21年12月改定の日本標準職業分類に基づく区分)
各月の公表ページ: https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/114-1b.html
https://www.mhlw.go.jp/content/11602000/001741200.pdf
各月分の公表日 (2023年1月 分〜2026年8月 分。2026年8月 分は 2026年10月2日 公表)
有料職業紹介事業による職業「情報処理・通信技術者」の常用就職件数 (有料) と手数料徴収状況 (職業別・千円) の年度値 (2017〜2024年度)。1件あたりの手数料 (手数料の総額 ÷ 常用就職件数) と億円への換算は forva による計算厚生労働省「職業紹介事業報告書の集計結果」平成 29年度 (再集計結果)〜令和 6年度 (速報)。各年度の表「3.就職状況 (1) 常用就職件数 (有料)」と「4.手数料徴収状況 (1)」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/haken-shoukai/shoukaishukei.html
各年度の PDF: https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/001683019.pdf
令和 6年度版 2026年3月31日 / 令和 5年度版 2025年3月31日 / 令和 4年度版 2024年3月29日 (それ以前は各年度の公表)
情報通信業の資本金規模別 (全規模 / 10億円以上 / 1〜10億円 / 1千万〜1億円) の売上高・経常利益・人件費・従業員数・母集団法人数 (四半期・2024年4-6月期〜2026年4-6月期)。前年同期比・売上高経常利益率・人件費 ÷ 売上高とその前年差は forvaによる計算財務省「法人企業統計調査」四半期別調査 時系列データ 1 金融業、保険業以外の業種 (原数値) (e-Stat 時系列 DB)
https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0003060191
2026年4-6月期 報道発表資料: https://www.e-stat.go.jp/stat-search/file-download?statInfId=000040497899&fileKind=2
2026年9月1日
情報通信業の資本金規模別 (全規模 / 10億円以上 / 1〜10億円 / 1千万〜1億円 / 1千万円未満) の売上高・経常利益・人件費・付加価値・期中平均従業員数 (年次・2021〜2025年度)。売上高経常利益率・労働分配率 (人件費 ÷ 付加価値) は forvaによる計算財務省「法人企業統計調査」年次別調査 時系列データ 1 金融業、保険業以外の業種 (原数値) (e-Stat 時系列 DB)
https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0003060791
2026年9月1日
資本金階級別の法人数 (全業種・令和 6年度分。資本金 1,000万円以下の4階級の計と、資本金階級別の行の合計)。比率は forvaによる計算。あわせて法人企業統計の四半期別調査の対象が資本金 1,000万円以上の法人であることを e-Stat の調査の概要で確認国税庁「会社標本調査」令和 6年度分 第2表 資本金、営業収入、申告所得 (合計)。財務省「法人企業統計調査」の調査の概要 (e-Stat)
https://www.nta.go.jp/publication/statistics/kokuzeicho/kaishahyohon2024/pdf/R06_02.pdf
https://www.e-stat.go.jp/statistics/00350600
2026年3月30日
大卒求人総数・規模別と業種別の求人数・求人倍率・大卒初任給 (規模別・業種別)リクルートワークス研究所「第43回 ワークス大卒求人倍率調査 (2027年卒)」
https://www.works-i.com/surveys/item/260423_recruitment_saiyo_ratio.pdf
2026年4月23日
規模別・業種別の大卒求人倍率と就職希望者数 (2026年卒)リクルートワークス研究所「第42回 ワークス大卒求人倍率調査 (2026年卒)」
https://www.works-i.com/surveys/item/250424_recruitment_saiyo_ratio.pdf
2025年4月24日
新卒採用予定数の増減 (全体・業種・従業員規模別)マイナビ「2027年卒 企業新卒採用予定調査」
https://career-research.mynavi.jp/wp-content/uploads/2026/02/42861f52ce34ff8e116af3c8f8a8d3fe.pdf
2026年2月25日
大手企業志向 (学生全体の 2011〜2027年卒・理系の学科系統別)マイナビ「2027年卒 大学生就職意識調査」
https://career-research.mynavi.jp/wp-content/uploads/2026/04/2027-shusyokuishiki_Ver1.0.pdf
2026年4月24日
米国の求人のシニア化 (職種別のエントリー級・シニア級の比率、技術職 (Tech) の 2019年から 2025年への変化)Indeed Hiring Lab "The Labor Market Is Tilting Toward Seniority" (Felix Aidala, Sneha Puri)
https://www.hiringlab.org/2026/07/23/the-labor-market-is-tilting-toward-seniority/
2026年7月23日
米国のソフトウェア開発の求人の増減 (2025年2月末以降)・増加分に占めるシニア級と職名に AI を含む職の割合 (2025-05〜2026-05)Indeed Hiring Lab "AI and Job Postings: From Destruction to Creation?"
https://hiringlab.indeed.com/2026/07/08/ai-and-job-postings-from-destruction-to-creation/
2026年7月8日
米国の雇用主が発表した人員削減の計画の人数 (2024年・2025年の全業種、2025年の政府部門・テック業界 (Technology)、2025年に削減の理由に AI を挙げたもの・2023年以降の累計)Challenger, Gray & Christmas "Job Cut Announcement Report" December 2025 (2025年の年間集計)
https://www.challengergray.com/wp-content/uploads/2026/01/Challenger-Report-December-2025.pdf
2026年1月8日
SHIFT の AI 関連売上・稼働率・自社の管理部門 (バックオフィス) の派遣社員・協力会社 (ビジネスパートナー) の削減・採用の見直し (2026年8月期 第3四半期)SHIFT「2026年8月期 第3四半期 決算説明資料」p.2・4・6・13・16・31・32・48 と「決算説明会 スクリプト」
https://www.shiftinc.jp/news/fy2026-3q/
説明資料: https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS95685/1a6c3ee9/c6f5/41d1/a742/807f2ccca2f3/140120260715594664.pdf
スクリプト: https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS95685/f243cb02/b65e/41a1/9991/f816c46aae9e/20260716205926781s.pdf
2026年7月15日 (スクリプトは 2026年7月16日 掲載)
SHIFT の採用停止 (年収600万円以下の 345 人)SHIFT「2026年8月期 第2四半期 決算説明資料」p.37 (「SHIFT3000」に向けて)
https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS95685/49ae9428/98f6/4432/9ac8/65dc36d2e0f6/140120260414503950.pdf
2026年4月14日
TIS の開発生産性の目標と実績・AI を巡る市場評価の記述 (2026年3月期)TIS「2026年3月期 決算説明資料」p.28・37・48・49
https://www.tisi.jp/documents/jp/ir/finance_meeting260508_1.pdf
2026年5月8日
上場各社の生成 AI に関する開示 (TDCソフトの工数の例示・コムチュアの基幹システム減損と AI への資源配分・クレスコ・システナ・DTS の AI 関連売上・ベイカレントの DX・AI の見通し・野村総合研究所の生産革新・パーソルホールディングスの AI 投資・メイテックグループホールディングス・ランサーズ・クラウドワークス・ビジョナル・ジェイ エイ シー リクルートメント・リクルートホールディングスの AI に関する記述)各社の決算短信・決算説明資料・質疑応答・説明会書き起こし (業績の出典と同じ資料。メイテックグループホールディングスは 2026年3月期 決算説明資料)
TDCソフト: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260810/140120260810516516.pdf
コムチュア: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260814/140120260813519632.pdf
コムチュア: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260814/140120260814520645.pdf
クレスコ: https://www.cresco.co.jp/ja/ir/main/00/teaserItems2/05/linkList/0/link/37_4q_setumei.pdf
クレスコ: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260805/140120260804508546.pdf
システナ: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260730/140120260729502267.pdf
DTS: https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS04298/e07026f0/d82b/4c42/929d/e3dae1774b9f/20260731135654994s.pdf
DTS: https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS04298/8be2d066/cf5a/4f63/b319/dec225c2571b/20260804103209107s.pdf
ベイカレント: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260715/140120260708589954.pdf
野村総合研究所: https://ir.nri.com/jp/ir/library/financial/main/00/teaserItems1/01115/linkList/0/link/20260730_financialresultspresentation.pdf
野村総合研究所: https://ir.nri.com/jp/ir/library/financial/main/00/teaserItems1/01115/linkList/03/link/20260730_financialresultspresentaionqa.pdf
野村総合研究所: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260730/140120260729501398.pdf
パーソルホールディングス: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260807/140120260807514816.pdf
パーソルホールディングス: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260807/140120260807514681.pdf
メイテックグループホールディングス: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260512/140120260512524213.pdf
ランサーズ: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260814/140120260812518301.pdf
ランサーズ: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260814/140120260812518310.pdf
クラウドワークス: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260814/140120260814520429.pdf
クラウドワークス: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260814/140120260814520798.pdf
ビジョナル: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260910/140120260910534023.pdf
ジェイ エイ シー リクルートメント: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260812/140120260812517761.pdf
ジェイ エイ シー リクルートメント: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260812/140120260812517776.pdf
リクルートホールディングス: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260807/140120260806512503.pdf
リクルートホールディングス: https://file.recruit-holdings.com/files/ja/Recruit_202703Q1_call-transcript_jp.pdf
2026年5月12日〜2026年9月10日
定型的な業務・低単価の制作の縮小に関する記述 (本文の引用のみ・数値なし)ランサーズ「2027年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」PDF 4枚目 (印字 p.2)「■ マッチング」/ ココナラ「2026年8月期 第3四半期決算説明資料」スライド 19・22
https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260814/140120260812518301.pdf
https://ssl4.eir-parts.net/doc/4176/tdnet/2850100/00.pdf
2026年8月14日 / 2026年7月10日
業態別の上場企業の表 (第10章) で業態の分類と「本号で確かめたこと」に用いた記述 (本文の引用のみ・数値なし。ページは PDF の通し番号): シグマクシス・ホールディングスの売上の未達の要因、ハイマックスの AI 駆動開発の方針、オープンアップグループの未経験者の採用、キャリアデザインセンターの求人企業の採用基準の厳格化、シンプレクス・ホールディングス・アトラエ・みらいワークスの事業の内容。あわせて「次の決算で見る指標」の列について、各社が直近の四半期の決算資料で値を開示していることを確かめた (TIS・日鉄ソリューションズ・BIPROGY・シンプレクス・ホールディングス・ハイマックスの受注高・受注残高、シンプレクス・ホールディングスの売上総利益、シグマクシス・ホールディングスのコンサルタント数・契約あたり売上。そのほかの指標は、上の上場各社の行に挙げた資料による)シグマクシス・ホールディングス 2026年3月期 決算補足資料 p.2 (印字 p.1)・p.3 (印字 p.2) / ハイマックス 2027年3月期 第1四半期 決算説明資料 p.14 (印字 p.13)「全案件でのAI駆動開発の推進」 / オープンアップグループ 2026年6月期 第2四半期 決算説明資料 p.38 / キャリアデザインセンター 第35期 第3四半期 決算説明会資料 p.13 (スライド 12) / TIS 2027年3月期 第1四半期 決算説明資料 p.9-10 / 日鉄ソリューションズ 2026年度 1Q 決算実績 p.8-9 / BIPROGY 2027年3月期 第1四半期 決算説明会資料 p.4 / シンプレクス・ホールディングス 2027年3月期 第1四半期 決算短信 p.4・第1四半期 決算説明会の書き起こし (ログミーFinance) / シグマクシス・ホールディングス 2027年3月期 第1四半期 決算補足資料 p.7・p.10 / シンプレクス・ホールディングス 2026年3月期 第3四半期 決算説明会資料 p.7 / アトラエ 2026年9月期 第3四半期 決算説明会 書き起こし / みらいワークス 2026年9月期 第3四半期 決算説明資料
シグマクシス: https://www.sigmaxyz.com/ja/ir/news/auto_20260507518211/pdfFile.pdf
ハイマックス: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260814/140120260813519713.pdf
オープンアップグループ: https://ssl4.eir-parts.net/doc/2154/ir_material_for_fiscal_ym26/197790/00.pdf
キャリアデザインセンター: https://cdc.type.jp/uploads/ir/library/common/20260731_2.pdf
TIS: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260730/140120260730503024.pdf
日鉄ソリューションズ: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260730/140120260729501909.pdf
BIPROGY: https://www.biprogy.com/invest-j/uploads/presentation2027q1_j.pdf
シンプレクス: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260727/140120260727599730.pdf
シンプレクス: https://finance.logmi.jp/articles/385279
シグマクシス: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260804/140120260803507035.pdf
シンプレクス: https://ssl4.eir-parts.net/doc/4373/ir_material_for_fiscal_ym8/197088/00.pdf
アトラエ: https://ssl4.eir-parts.net/doc/6194/ir_material_for_fiscal_ym1/210599/00.pdf
みらいワークス: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260814/140120260813519971.pdf
2026年1月29日〜2026年8月14日
ギークスの AI 案件の比率・構成比・増加率、案件数の前年比、実装工数に関する記述 (2026年4-6月分)ギークス「ギークス案件倍率レポート ~全案件に占めるAI案件の比率の増加分析~」
https://www.geechs.com/newsrelease/20260807_ankenbairitsu/
2026年8月7日
IT フリーランスの案件希望者・AI・DX 案件数・プロジェクトマネージャー (PM) 案件数・フルリモート比率 (2025年6月・2026年6月時点)レバテック「ITフリーランス市場動向」(2025年6月版・2026年版)
https://leverages.jp/news/2026/0727/6101/
https://levtech.co.jp/research/3973977/
2025年7月30日 / 2026年7月27日
上場SaaS企業 27社の選定 (市場の経歴・継続課金の比率・直近通期の売上高)日本取引所グループ「上場会社一覧」「新市場区分の選択結果一覧 (2022年4月3日現在)」「市場変更一覧」、各社の決算短信・決算説明資料・有価証券報告書 (沿革・収益の分解)
https://www.jpx.co.jp/markets/statistics-equities/misc/tvdivq0000001vg2-att/data_j.xlsx
2022年4月〜2026年9月
上場SaaS企業 27社の四半期の売上高・営業利益率・ARR の前年同期比 (2024年1-3月〜2026年4-6月・暦の四半期に寄せた値)各社の決算短信・決算説明資料・決算補足資料 (xlsx を含む)
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3923/tdnet/2873769/00.pdf
2024年5月〜2026年9月11日
上場SaaS企業の解約率の前年同期比較 (17社)各社の決算説明資料
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3923/ir_material_for_fiscal_ym5/190371/00.xlsx
2025年7月〜2026年9月
上場SaaS企業の生成 AI に関する記述の分類 (27社) と効率化の数値例 (マネーフォワード・インフォマート)各社の決算短信・決算説明資料・有価証券報告書・質疑応答
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3923/tdnet/2874042/00.pdf
2025年2月〜2026年9月
上場SaaS企業 27社の従業員数・臨時雇用者数と売上高 (有価証券報告書の主要な経営指標等の推移・5期)各社の有価証券報告書 (ソラコムの 2026年3月末は決算説明資料 p.37 と決算短信)
https://ir.corp-sansan.com/ja/ir/news/auto_20260819153300_S100YXFQ/pdfFile.pdf
2025年6月〜2026年9月
上場SaaS企業 17社の四半期末の人数 (開示する会社のみ・定義は会社ごと) と採用・人員に関する記述各社の決算説明資料・データブック・ファクトシート・会社概要・決算説明会の書き起こし
https://ssl4.eir-parts.net/doc/3923/ir_material_for_fiscal_ym5/190371/00.xlsx
2024年5月〜2026年10月
上場SaaS企業の集計値 (暦の四半期ごとの中央値・利益率を上げた社数・解約率の向き・生成 AI の記述の社数・人員の中央値)上の6行のデータから forva が計算 (情報サービス業の前年同期比は総務省統計局「サービス産業動態統計調査」の四半期別の値)2026年10月7日 (計算)
業績予想の修正 (TWOSTONE&Sons の 2026年8月期 通期の売上高・営業利益の修正予想と、修正の理由に記載の登録エンジニア数・稼働エンジニア数と期初想定。メイテックグループホールディングスの 2027年3月期 第2四半期累計 (4-9月) の売上高・営業利益の修正予想)TWOSTONE&Sons「連結業績予想の修正に関するお知らせ」/ メイテックグループホールディングス「特別損失の計上並びに 2027年3月期第2四半期(累計)業績予想の修正に関するお知らせ」
TWOSTONE&Sons: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20261006/140120261006546534.pdf
メイテックグループホールディングス: https://tdnet-pdf.kabutan.jp/20260929/140120260928541331.pdf
2026年10月6日 / 2026年9月29日

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